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安田顕、50代を迎えても変化ナシ!「遠近両用メガネを買いました。でもそれくらいです」

女子SPA! / 2024年7月1日 8時44分

安田「僕は最終日の前日でした。杉咲さんはその後もあったと思いますけどね。僕と杉咲さんの撮影としては最後です。あのシーンで呼んでもらえて、ああいう形に原廣利監督(『帰ってきた あぶない刑事』)が仕掛けてくださって、感謝申し上げます」

――出来上がった映像は、客観的に観られるものなのでしょうか。観客として楽しむことはできますか?

安田「どうしても客観的には見られないです。でもとにかく読み進めていくのが、とても面白い原作でしたし、その面白い本が生み出した物語が、予想を上回る映像世界で繰り広げられていると感じました。終盤の点と点が線になっていく様は、観ていてすごく楽しく、非常に興味深かったですね」

◆大先輩・豊原功補と同期を演じる工夫も

――富樫と同期の、捜査一課の梶山を演じた豊原功補さん(58歳)とのシーンも印象的でした。実際には安田さんと豊原さんは年齢が離れていますが、そう見えないのはさすがでした。

安田「自分よりキャリアもある大先輩ですから、ご一緒できて光栄でした。豊原さんはすごくお若いですし、私はどちらかというと上に見えるかもしれません。でも観てくださった方にそう観ていただいたのであれば本当にありがたいです。

見た目として、自分は富士額(ふじびたい)なので、少し剃っておでこを広くする工夫はしました。前髪を作ると少し若い印象になりますし、おでこを少し広く見せると年齢が多少上に見えるかもしれないと。その辺はご相談のうえ、そうさせていただきました」

◆遠近両用メガネは買ったが自分自身の変化はない

――50代に入りました。何か変化はありますか?

安田「ありますよ。体力的なこともそうですし、メガネの度数も変わりました。この間は遠近両用メガネを買いました。そういったことは多少感じます。でもそれくらいです」

――何か取り組み方が変わってきたとか、熟成してきたのを感じる、現場の居方、ものの見方が変わってきたとか。

安田「ないですね。変わってないです。自分自身に関して、変わったなとか、成長できたなとか、逆にダメになったなといったことは日常、感じません。周りから言われることも特にないです」

◆70代、80代の先輩を見て感じる感激と不安

――役者さんは70代、80代でも現役で輝いている先輩方がたくさんいます。そうした先輩方を見て何か感じることはありますか?

安田「それはもちろんあります。まずモチベーション。お芝居を70代、80代と続けていらっしゃるモチベーションに敬服しますし、感激します。

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