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『虎に翼』の“絶対選挙に行きたくなる”「3つの名言」。知事選で本当に大切なことは

女子SPA! / 2024年7月6日 15時46分

 そもそも、『虎に翼』の時代では女性のみに姦通罪が適用されていたり、女性に参政権が与えられていなかったりなど、令和の常識では考えられないいくつもの理不尽があり、それに言及されるシーンが多かった。今では男女関係なく当たり前に参政権が与えられ、姦通罪はそのものが廃止されているが、それは、今ある権利や安全を先人たちが“若いやつら”のために勝ち取ってくれたからに他ならない。寅子たちの奮闘を見ていると嫌というほどわかる。寅子や星長官がそうしてくれたように、より豊かに暮らせる未来を残すため、投票という今できる役目をより一層全うしたくなった。

◆誰かの力になる「はて?」を無視しない

 最期にもう一つ、寅子の口癖「はて?」に触れたい。寅子たちが生きていた時代から約100年経った現在でも、「はて?」と言いたくなることは多い。とりわけ政治に対しては「はて?」が止まらない。とはいえ、“たかが1票”と考え、投票という行為を無駄と考える人は一定数いる。

 それでも、国民は国をより良い方向に進めるように監視して、「おかしい」「はて?」という気持ちは無視せずに声を上げ続けなければいけない。幸いなことに日本では「はて?」を投票という形で表現できる。仮に自分が投票した人が落選したとしても、寅子の言う通りその1票は誰かの力になる日が来るはずだ。

 若い人たちに何かを残すため、「はて?」を政治家に届けるため、いろいろな思いを背負って清き1票を投じたい。

<文/望月悠木>

【望月悠木】
フリーライター。主に政治経済、社会問題に関する記事の執筆を手がける。今、知るべき情報を多くの人に届けるため、日々活動を続けている。Twitter:@mochizukiyuuki

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