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職場内で“3股不倫”していた女性の言い分「既婚者3人で1人分」/恋愛人気記事BEST

女子SPA! / 2024年7月5日 15時45分

 人間的には部長が好きだったが、直属上司とは体が合った。

「脅されてデートして感じてしまう自分が恨めしかった」

 彼女はため息をついた。

◆色っぽさが男を呼ぶ?第3の男が…

 恋をするとそれが女性の色っぽさを増すことになるというのは、昔から言われている。恋人ができたら、今までまったく誰からも声をかけられなかったのに、急にあちこちで声をかけられるようになったという女性の話はよく聞く。

 ユカコさんもそういうタイプなのだろう。あるとき他部署の同期と話していたら、あとからそこの部署の部長Kさんから同期を通じて飲みに行こうと誘われた。

「同期が一緒だし、他にも社員が来るということだったので行きました。その部長さんもおもしろい人で、豪勢におごってくれたんです。同期に聞いたら、彼は奥さんの実家が超お金持ちで、彼の給料は全部お小遣いにしていいようなものなんだそうです」

 そのときみんなで連絡先を交換したのだが、帰りの電車に乗っているとKさんからユカコさんにメッセージが来た。今日は楽しかった、とあたりさわりのない文言だったが、すぐに同期からも連絡があった。Kさんがユカコさんに興味をもっているという話だった。

「既婚者とはつきあわない」と彼女は同期に連絡をしたが、Kさんには自分もとても楽しかったとメッセージを送っておいた。

◆ゆっくり甘えたような口調で話すユカコさん

「その時点ではKさんとつきあうことになるとは思ってもいませんでした。だけど興味をもたれたのはうれしかったし、Kさんから来たメッセージの返事をしないのもおかしい。だけど、本音を言えば、私もKさんのことがイヤではなかったんです。というかむしろ興味があったかもしれない」

 ゆっくりした、少し甘えたような口調で話すのがユカコさんの特徴だ。こうやって話されたら、男性としては気を引かれるだろう。

 その後、ユカコさんはKさんとふたりきりで会った。

「確かに彼の奥さんの実家はとても裕福らしくて。だけど彼は決して家庭で満たされてはいない。そのときKさんがなにげなく、『オレと同期の、そうだきみのところの部長、ああいうふうに家庭がうまくいっているのが理想だなあ』と言ったんです。

 その言葉で私の心になんとなく火がついてしまった。Kさんの食事後の誘いを断りませんでした」

 大好きな部長だが、結局、あちらは家庭がうまくいっているのだ。自分などどうせ刺身のつまみたいなもの、彼の人生の彩りに過ぎない。そう思うと、目の前の孤独なKさんと自分が重なってしまったのだという。

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