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「イライラしてキレる夫を、もう許さない」妻の決断と、夫が変わるまで<漫画>

女子SPA! / 2024年7月22日 8時45分

上野動物園で、私がトイレに行っている間に、野田さんも子どもと一緒にトイレに行っちゃって。それを知らない私が外まで捜しに行ったことで、『どこに行ったんだよ』ってキレられた。だったら『自分もトイレに行く』とか一言LINEでもすればいいのに、逆ギレですよね。それで、『てめぇ、またキレやがったな』と(笑)。反省会はその後ですね」

◆キレる思考パターンを客観的に分析すると

「反省会」とは、一体どんなことをしたんでしょうか?

さるころ「『こういう状況では野田さんはこうキレる』という思考パターンを私が挙げていって、それを本人が自分で書き留めました」

さるころさんに言われるまで、自分がキレるパターンはわかっていなかった?

野田「そうですね。結局、自分の思考パターンがわかって、『不満があれば我慢せずに伝える』ということと、『相手に対する期待値を下げる』ということを常に意識するようにしたら、だいぶイライラが減った感じはします。

イライラしがちな人に『イライラするな』と言ってもダメなんですよ。なんでイライラするかを考えないと」

野田さんも、さるころさんの意見を聞いて素直に変われるってすごいことです。

<ただ、これには後日談があります。息子さんが5歳になった頃から、野田さんが再びイライラし始め、さらにコロナ禍で家族が一緒にいる時間が増えて、キレ癖が“再発”してしまったのです。さるころさんは、カウンセリングを受けることを決断。

この顛末は、さるころさんの漫画『子どもにキレちゃう夫をなんとかしたい』に描かれています>

◆夫婦ゲンカをいい議論に変えるヒント

1.ケンカ(議論)をすることは、人格否定ではなく、コミュニケーションの齟齬をなくしていく作業だと理解する

2.自分のキレる思考パターンを整理しておくとよい。

3.暴言を吐かれた時は、「なんでそんなことを言ったの?」と冷静に相手に確認。「キレた成功体験」を作らせない。

<文/犬山紙子 漫画/水谷さるころ>

【犬山紙子】
1981年生まれ。エッセイスト、コメンテーター等としてTV出演も多数。著書に『私、子ども欲しいかもしれない。』『すべての夫婦には問題があり、すべての問題には解決策がある』など。2014年に劔樹人さん(ベーシスト、漫画家)と結婚。長女の誕生を期に、2018年、児童虐待防止チーム #こどものいのちはこどものもの を発足。 
@inuningen 
@inuyamakamiko

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