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映画『キングダム』に女性もハマる「4つの理由」。“人気俳優の出演”だけじゃない

女子SPA! / 2024年7月20日 8時44分

◆漢気あふれる魅力的なキャラクターたち

魅力的な人物は、信と政だけではありません。本作には数えきれないほどのキャラクターが登場し、ファンからそれぞれに愛されています。なかでも絶対的な人気を誇るのは、今回の劇場版第4弾でも圧倒的存在感を放っていた王騎(大沢たかお)。

信にも政にも大きな影響を与える伝説の大将軍ですが、個性的すぎる見た目と「ムフフフ」「ココココ」という独特な笑い方、そして一見ふざけているかのような言動に、登場したときは度肝を抜かれました。王騎は大将軍としての戦術の巧みさ・戦力の強さだけでなく、周囲の人たちを惹きつける人間としての強さとチャーミングさを持ち合わせています。

他にも、政・信と出逢い軍師を目指す河了貂(橋本環奈)、剣術を極める暗殺一族の末裔・羌瘣(清野菜名)や飛信隊の仲間たち。軍略家として名高い秦軍総司令の昌平君(玉木宏)や、王騎軍の副官である騰(要潤)、政と同盟を結ぶ山界の王・楊端和(長澤まさみ)などなど――挙げれば本当にキリがありません。

どのキャラクターもそれぞれに“漢気”を持ち合わせています。それは、ただ強いだけではありません。キャラが抱える想いや紡いできた時間を感じさせるエピソードが巧妙に作品内で描かれているのです。その人物の背景を知り、想いに触れるからこそ、一本筋の通ったキャラの“漢気”は、女性をも魅了してしまうのです。

◆良質な実写映画化により、キャラが立体的に!

もともと大人気の原作でしたが、さらなる女性ファンを生んだのは映画化の功績も大きいでしょう。観客を一瞬にして『キングダム』の世界へ惹きこむ劇場版。俳優たちが演じるどのキャラクターも興味をそそり、戦争シーンだけでなく、人の想いが紡がれていく展開に感動。楊端和を演じた長澤まさみの脚線美と強くクールな戦いぶりにも魅せられて、筆者も一気に本作のファンとなりました。

そして映画を観てから原作漫画を読んだからこそ、一人ひとりのキャラが立体的に感じられるようになり、物語にのめり込むことができました。何より紀元前の中国、そして剣で相手と殺し合う戦争という想像しにくい世界を、リアルにイメージできます。

他の実写化と同様、原作ファンからは反対の声もあったという劇場版『キングダム』ですが、公開以降は「原作ファンも納得!」の声が多く聞かれました。それほどに映画『キングダム』は、日本映画の最高峰にいます。実写化にあたり、スタッフも役者も原作『キングダム』に惚れ込んで、全身全霊をかけて制作された本気度をひしひしと感じる作品です。

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