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『光る君へ』とあわせて観たい!NHKの平安王朝風“大河”アニメに「鳥肌立ちまくり」の声

女子SPA! / 2024年7月20日 15時45分

『光る君へ』とあわせて観たい!NHKの平安王朝風“大河”アニメに「鳥肌立ちまくり」の声

『烏は主を選ばない』© 阿部智里/文藝春秋/NHK・NEP・ぴえろ

 次期最高権力者の正室の座をめぐる女同士の争い、その背景にある貴族社会の権力闘争――。どこかNHK大河ドラマ『光る君へ』を彷彿(ほうふつ)とさせる作品が、まさにNHK総合で放送されていたのをご存知だろうか。

 今年4月6日から土曜の夜に毎週放送され、6月30日に第1部が終了したアニメ『烏(からす)は主(あるじ)を選ばない』。

 シリーズ累計発行部数200万部、第9回吉川英治文庫賞を受賞した和風ファンタジー小説「八咫烏」シリーズ(文藝春秋社)をアニメ化したもので、平安王朝をモチーフとした世界観もさることながら、権力をめぐる貴族たちの暗躍や政略結婚といった内容から、ネット上では「大河ドラマみたいでおもしろい」「4月から『光る君へ』と一緒に楽しんでいる」といった声もたびたび上がった。そのため、一部では「大河アニメ」との呼び声も……。

 7月20日から第2部がスタートするこの「大河アニメ」の魅力について紐解いてみよう。

◆『光る君へ』との共通点は?

『烏は主を選ばない』は、烏(からす)から人に転身できる「八咫烏(やたがらす)」の一族が支配する「山内(やまうち)」という異世界を舞台にした和風ファンタジー。

 山内は、族長一家の宗家から生まれる「金烏(きんう)」を頂点に、東西南北の4つの領地を大貴族「四家」がそれぞれ治めている。金烏=最高権力者の正室はこの四家から選ばれるのが通例で、どこの家の姫が后となるかによって四家のパワーバランスも変わる。

 アニメ第1部は、「八咫烏」シリーズの第1巻と第2巻を組み合わせて映像化しており、次期最高権力者となる皇太子・若宮(わかみや)の后選びという名の政争(第1巻『烏に単は似合わない』)と、若宮の命を狙う反対勢力との闘い(第2巻『烏は主を選ばない』)という、同時間軸で進行する2つの物語が描かれていく。

 四家の姫たちは、皇太子の后候補として「桜花宮(おうかぐう)」という宮殿に住まい、家を背負った熾烈(しれつ)な戦いに火花を散らす。

 序盤では宮中の礼儀作法や教養にちなんだイジメ、実家の財力を背景にしたマウンティングも起こり、このあたりはさながら『大奥』のような世界だが、「あせびの君」「真赭の薄(ますほのすすき)」といった姫たちの呼び名はさながら『源氏物語』のようで、桜花宮には春夏秋冬の季節を冠した御殿があり、それぞれに4姫が住まうといった設定なども『源氏物語』のオマージュではないかと指摘されている。

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