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40代で水着はムリ? 男性の前でも恥ずかしくない“服みたいな水着”が話題。開発秘話を聞いた「隠したい場所は人によって違う」

女子SPA! / 2024年8月6日 8時46分

福田さんからは『友達家族のパパが見ても違和感を覚えない水着にしたい』という意見をいただきました。

隠しすぎるとおしゃれさはなくなるけど、露出しすぎるとパパたちもビックリしてしまいます。さらに、子どもの付き添いであれば、デザイン以外に動きやすさも大事ですよね。お客様が着用するシーンを考え、細部までこだわってデザインをつめていきました」

◆水着っぽく見えないのに動きやすい理由

――水着を見るとたしかに、ほどよい露出ですね。毎年出ているシリーズとのことですが、今年は去年までと違う部分などありますか?

藤原「今年、大きく変えたのは素材です。今年の水着はリブ素材(編集部注:デコボコした“うね”のある素材)になっています。より洋服感があり、水着を着ているという感じがありません。サラサラで接触面が少ないので肌への張り付きも少なく、着心地も良いです。水着素材としてのリブなので、もちろん快適に泳げます。

キャミトップ、ショーツ、ショートパンツの3点セットで、全てがリブ素材です。ショーツの裏地はツルッとしているので、着心地が良く、透け感もありません」

――ぱっと見、お洋服のように見えます! 3点セットの他に別売りでレギンスもあるのですが、レギンスも販売した経緯は?

藤原「去年までレギンスはなかったのですが、『せっかく形にこだわって水着を作ったのに、市販によくあるツルツルのレギンスをあわせてしまうと、全体のデザインに合わなくなってしまう……』という意見が出たんです。

日焼け対策や体型のお悩みで、脚を出したくないというお客様も多く、となるとどうしても市販のレギンスを重ねることになります。そこで、トータルでバランスよくコーディネートできるようにレギンスを作り、お客様には大好評でした」

◆ジャケットのインナーにもなる“洋服見え”デザイン

――この水着で一番こだわった部分はどこですか?

藤原「今年はリブ素材の水着ということで素材にこだわったのですが、キャミトップの形にもかなりこだわりました。普段の生活の中でも、水着としても、両方使えるデザインです。実際にブラキャミとして、普段使いしているというお客様もいらっしゃいます。

キャミトップの前の部分のカットを真っ直ぐにして、高めの位置に設定しているので、かがんだ時に胸元が見えにくくなっています。下着っぽさや水着っぽさも出ません。また、前の横幅を広めにとっているので、ジャケットなどはおりものの中に着てもラインがきれいです。紐にもこだわっていて、チラッと見えても水着や下着に見えないデザインにしています」

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