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松本まりか、狂気と切なさが紙一重。姑も乱入でドロドロ加速へ「麻生祐未が優しい義母で終わるわけない」/復讐劇『夫の家庭を壊すまで』

女子SPA! / 2024年8月12日 15時46分

しかし、“復讐の鬼”に徹することは難しい。不倫相手=理子が勇大との子を妊娠していることを知り、さらに怒りを燃やしたみのりは、理子が働く美容室にそしらぬ顔で客として現れ、理子にじわじわとプレッシャーをかけていく。一方で渉の心もガッチリつかんでいたが、勇大が理子と結婚するつもりだと知り、動揺が隠せない。

さらに渉は、自分の母親の相手(勇大)が既婚者であり、不倫であることは理解しているとしたうえで、「そんなに不倫ってダメなことですか? 不倫をするってことは向こうの家庭にも問題あるんじゃないですか? 形はどうでも、誰かを幸せにはしているわけだし、(不倫は)仕方ないことかなって」と、みのりの“地雷”を真正面から踏んでしまう。

そのあまりの罪悪感のなさに怒り心頭のみのりは、思わず自分の夫が勇大であること、不倫相手の息子だと知って意図的に渉に近づいたことをぶちまけてしまう――。

不倫相手の息子を巧みに誘惑する“悪女”から、「不倫ってね、誰も幸せにならないのよ」「私にとって結婚は、小さな時からずっとあこがれてきた、やっと掴(つか)んだ幸せだったの」と大粒の涙をこぼしながら切々と訴える“サレ妻”に。そして、「私は! 私の家庭をぶち壊したあなたたちが、憎くて憎くてたまらない!」と怒る復讐者へ。

7月29日放送の第4話、開幕20分のこの怒涛の展開を見事に演じきった松本まりかにはスタンディングオベーションを贈りたい。前期の『ミス・ターゲット』(テレビ朝日系)でもころころと表情が変わる主人公を好演していたが、狂気と切なさが紙一重のこの演技は圧巻だった。

自身も不倫から生まれた子どもだったことから“幸せな結婚”への願望が強かったみのりだからこそ、不倫を肯定する渉の発言に思わず血がのぼり、すべてをバラしてしまうという破滅的な行動に向かってしまう暴走っぷりに、松本の演技がしっかりと説得力を持たせていた。

◆“怪しすぎる義母” 麻生祐未も参戦?

以前にも触れたように、このドラマは原作マンガ以上に主人公のみのりを応援したくなるような内容になっており、夫・勇大のクズっぷりが強調されている。演じる竹財輝之助自身が「#竹財クズ」を推奨しているほど。

そしてその母親である裕美(麻生祐未)もいよいよ本性が明らかになりそうだ。これまで、たびたびみのりの家を訪問しては息子の面倒を見たり、みのりが働きに出ることに理解を示したりと「理想的な姑」だった裕美。みのりも「優しいお義母さん」だと信じている。

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