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「あんた誰?」デートの待ち合わせ場所で彼が見つからない…アプリの怖い話

女子SPA! / 2024年8月9日 15時47分

私は、「誰!?」と口からこぼれそうでした。写真とまったく違う。別人です。写真の中の彼は、細くて、おしゃれな雰囲気で、眼鏡もかけていなくて、髪の毛も生えていました。でも、私の目の前に立つ男性はその真逆。一つ年下だったはずですが、どう見ても10歳くらい年上に見えます。

そこからは思ったことを何ひとつ言えないまま、公園に向かってお花見を遂行。もはや任務と化したデートでした。缶ビール1本を15分で飲み干して、「仕事があるから」と謝ってそそくさとその場を去りました。そのあとも「忙しいのにありがとうね」とメッセージが来ていましたが、仕事を理由にフェードアウト。ひどいことをしたと思いますが、私にはこうするしかなかったんです。

◆別人級の写真を使うのは、やっぱり許せん

私が彼に会ったときに抱いた感情は、“怒り”でした。男女問わずマッチングアプリで「写真と違うな…」ということはよくあることなのですが、当時の私はそれが許せなかったのです。

どんなに優しくても、温厚でも、謙虚でも、別人級の写真を使って異性と出会うという行為自体が、“騙す”行為だと思いました。そしてその行為に、「何カップ?」よりも分厚い下心を感じるのです。そこまでして出会いたいの?と(ここまで言っているので、もちろん私は無加工の写真を載せていました)。

これを読んだ人は「性格がいいならOKでは?」と思うかもしれませんが、性格いいんですかね?別人級の写真を使うのって。

◆写真と違うのは“アプリあるある”だけど…

コンプレックスをカバーするためとか、少しでも多くマッチしたいからとか、理由はあると思いますし、理解もできます。でもやられた側からすると、少なからず信用を失います。私ほど怒る人もそんなにいないと思いますが、中には“写真と違ったから”という理由で待ち合わせの寸前でLINEをブロックしたり、性行為や金銭を要求したりと、ひどい扱いをする人もいます。

その場だけの関係を望んでいる場合は別ですが、マッチングアプリで恋人や友達を求めている人は、一度「この人って本当にいい人?」と見つめなおしてみることをおすすめします。アプリでの出会いとはいえ、れっきとした人間関係ですから!

<文/七尾紫 イラスト/織田繭>

【七尾紫】
元・恋愛体質のフリー編集者。ダメ男に好かれてしまう特異体質を持つ。DVと不倫以外は大体やられている

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