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34歳女性「東京五輪までに結婚するはずが、パリ五輪でも独身」。30代の数年が“一瞬で過ぎ去る”本当の理由

女子SPA! / 2024年8月10日 15時47分

「そうですよね」

ミナさんに限った話ではなく、結婚相談所は29歳で登録する人が一番多く、次に多いのが34歳なのです。30歳前、35歳前という節目の前に人は焦るけれど、いざその年齢になると落ち着くのか、30歳で開始する人はガクッと減ります。

◆女性の「スポーツ観戦好き」は婚活で長所になる

ミナさんは「若さもないしキャリアでもないし、趣味もないし何もないのに、今さら婚活して大丈夫でしょうか?」と不安だそうです。

「ミナさん、家族でオリンピックを観たいってことは、スポーツ観戦はお好きなんでしょう?」

「好きですが、駅伝とかワールドカップとかみんなが観ているから見るだけで、特定の選手が好きとかってこともなく、ルールに詳しいわけでもないです。ダイエットのためにジムに行くけど、スポーツをするのが好きなわけじゃないんです」

「ワールドカップも観ていらっしゃるのですね。詳しくなくても『好き』程度で大丈夫です。男性はスポーツ観戦が好きな方が多いですが、女性は全く興味がない方も多いので、ミナさんのウリになりますよ」

スポーツ観戦、ゲーム、ハイキング、カラオケ、ドライブなどは男性の方が趣味人口が多いため、女性がアピールすれば魅力になります。ちなみに映画やアニメは男女同じくらいです。

婚活の自己紹介文は、どうしても自分目線で自分を説明しがです。その結果、女性は「ヨガが好き」「休みの日は友達とご飯を食べに行ったり買い物したりしている」など。男性が会ってみたいと思う理由や会話のきっかけにならない自己紹介文になりがちです。

詳しいほどじゃなくてもいいのでスポーツ観戦を盛り込んでおけば、「話してみたいな」と思ってもらいやすいのです。

◆「今年って令和何年だっけ?」と思う人は要注意

ミナさんはなんとか婚活のスイッチが入り、34歳のうちに婚活市場に立ちました。

周りの結婚ラッシュが過ぎると、次に婚活開始のきっかけになる要因も減ります。恋バナできる友人も減り、親も徐々に「娘の結婚は無理そう」と思って口出しをしなくなるのです。やがて誕生日というイベントを祝ってくれる人も減り、30代は20代より、時間が経つのが早くなります。

「この前」と思っていたら簡単に数年経過しています。「今年って令和何年だっけ?」って思う方は要注意です。

30代後半以降で婚活を始める人は、親が他界したり、自分の病気などで天涯孤独リーチがかかったりなど、もっと深刻なライフステージの変化による場合も出てきます。

いつやってもいいことを先延ばしして、ロサンゼルスオリンピックが来たということがないようにご注意ください。2024年も、あと150日ほどしかありません。

※個人が特定されないよう一部脚色してあります。

<文/菊乃>

【菊乃】
恋愛・婚活コンサルタント、コラムニスト。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活を綴ったブログが「分かりやすい」と人気になり独立。ご相談にくる方の約4割は一度も交際経験がない女性。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。Twitter:@koakumamt

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