1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

霜降り明星は「ダウンタウン」になれるのか…MC番組が“打ち切り多発”も業界関係者から支持されるワケ

女子SPA! / 2024年8月9日 8時45分

この数字は同時間帯で横並びトップとなり、さらに7月21日のフィナーレ付近では、個人6.9%、コア7.8%まで数字を伸ばした。フジテレビでは、放送時点では2024年の最高記録を更新したとされ、さらにビデオリサーチが発表したデータでは、番組をリアルタイムで視聴した人が、全国で約5978.9万人(到達人数)となったという。

『新しいカギ』が若者から支持されていることを考慮しても、かなり高い数字だといえる。もちろん、チョコレートプラネット、ハナコの奮闘(「カギダンススタジアム」では、ハナコ・秋山寛貴、チョコプラ・松尾駿が大活躍!)があったわけだが、やはりメインを務めたのは霜降り明星の2人だったことは間違いない。それだけ、霜降り明星は若者から支持され「コア視聴率を獲得できる」芸人に成長していることになる。

◆コンビでMCを務める番組は打ち切り続く

とはいえ、ここまで霜降り明星を持ち上げておいていきなり落とすようだが、コンビで「テレビ」において好調かといえば微妙だ。

これまで、M-1効果もあり『オトラクション』、『霜降りミキXIT』(ともにTBS系)などMCを務める番組が続々立ち上がったが、どれも2年もたずに打ち切り。さらに、2019年からレギュラーを務めた冠番組『霜降りバラエティX』(テレビ朝日系)も、2024年6月末で打ち切られるなど、なかなか番組が続かない状況が続いている。

ただ、個人での活動は順調で、せいやは『探偵!ナイトスクープ』(ABCテレビ)をはじめ、『ラブ!!Jリーグ』、『イワクラせいや警備保障』(ともにテレビ朝日系)などレギュラー番組を担当。また、『有吉クイズ』(テレビ朝日系)の準主役として大活躍している。

粗品はテレビのレギュラーは少ないが、ソロ歌手として楽曲を発表し、ユニット・ギャンブル四兄弟(粗品・前田龍二・シモタ・大東翔生)では2024年11月24日に横浜アリーナで「チンチロ」を開催する予定。

また、さまざまな物議を醸しているYouTubeチャンネル『粗品 Official Channel』は登録者数を増やし続け、原稿執筆時点の2024年8月上旬では 212万人を突破している。マルチに活躍する芸人として、もっとも多忙なのではないだろうか。

◆個人での活躍が目立つ霜降り明星は、ダウンタウンになれるか?

せいやはテレビ、粗品はネットやイベントで実力を発揮。コンビ仕事が少ないからこそ現在は個人での仕事が活発だが、この状況は今後の霜降り明星にとってプラスに働くと考えられる。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください