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目黒蓮、棒立ちのしぐさが見事。人に合わせてしまうタイプの主人公は一番何もできない/『海のはじまり』

女子SPA! / 2024年8月12日 8時46分

◆どこまでもやさしい、他者を肯定する世界が海を介して伝播

朱音は夏のそういうところが子育てに向いていると言う。自分のペースを崩されてイライラしたりしない、そこが夏のいいところなのだと朱音は彼を肯定する。ああもうどこまでもやさしい、他者を肯定する世界は、海を介して大人たちに伝播(でんぱ)していく。たぶん、海がいなかったら、みんな自分勝手にぎすぎす生きてきたのではないだろうか。

何もできない夏だけれど、カメラのシャッターは押せる。何もできないけれど、夏は海を見つめている。目黒蓮、カメラのCMに出そう。カメラを構える姿が似合う。

夏はまだまだ海に対しておじけたところがあり、南雲家も月岡家も弥生も、夏と海をどう対応するか悩んでいる。でも、冒頭に記したように、彼らが思う以上に、水季と弥生は運命的なので、心配はないだろう。

それよりもこのドラマで大事なのは、子宮頸がんの検診を受けることなのだ。早めに検診を受けていれば、水季のような悲しい運命をたどる可能性は少なくなる。

第2話に続き、第6話でも弥生が後輩社員に検査の大切さを語った。テレビで子宮頸がん疾患啓発の新キャンペーン『いつかじゃなく、「今」だ。』のCMを見かけるたび、『海のはじまり』を思い出す。

<文/木俣冬>

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