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43歳で出産。あやまん監督「私の芸は子供に悪影響」と悩む日々…救ったのは夫の一言だった

女子SPA! / 2024年8月21日 8時47分

◆42歳で不妊治療を開始。保険適用外で200万以上も

――その後、すぐに不妊治療を開始したのですか?

監督:妊娠の前にまず子宮と卵巣の検査をしました。すると仮に妊娠した時に胎児の成長に影響が出るくらい大きい筋腫が19個もあり、その筋腫の摘出手術をすることに。その術後の痛みが凄まじく、もう二度と体験したくないくらいです。その後、ようやく不妊治療を始めました。

――数ある治療の中でどんな方法を試したのでしょう。

監督:私は始めたのが42歳だったので、先生から「時間がないからできる限りの治療をしましょう」と言われました。タイミング法や体外受精などは行わず、最初から顕微受精を行い、同時に着床率を上げるための特別な検査もプラスして。すべて保険適用外で200~300万円ほどかかりましたが、結果的にそれで授かれたのでよかったです。

――治療を始めてみていかがでしたか?

監督:ホルモン剤を毎日、自分でお尻に注射するのが怖かったです。打つ時間が決まっているから、時には営業先の控え室や出先で打っていました。出先でお尻出して注射するのはなかなか勇気がいりますよね。家で打たなければいけない時は、旦那さんに「集中できないからあっち行って!」と言ったりして。

私は仕事のスケジュールを自分で管理できるから、毎日の通院や急な来院も対応できましたが、フルタイムで働いている方などは難しいのではと思う治療スケジュールでした。出生率をあげるためにも、妊娠を望む方の願いを叶えるためにも、育休だけではなく、不妊治療に対する休暇や半休など、職場の理解が深まると良いですよね。

◆「私の芸は子供に悪影響では?」と悩んだ日々

――出産後、子育てと仕事の両立はできていますか?

監督:夫の帰宅時間が遅くほぼワンオペ状態ですが、仕事のペースとしては今が一番、良い精神状態と環境でやらせていただいています。平日は子どもを保育園に預けているんですが、先生は私のことを知っているはずなんですけど、気遣っているのか言ってこないんですよね(笑)。よく話すママ友は中国の方なので、私のことを知らないみたいです。

――自ら言うのも変ですよね(笑)。あやまんJAPANの過去やこれまでや今の活動と子育てをどう意識されていますか?

監督:子供を授かってからも産んだ後も、ずっと「私がしてきた下ネタ芸は子育てに悪い影響を与えるのではないか」と考えていました。

でも今年4月にドキュメンタリー番組『解放区』(TBS系)に密着していただいた時に、夫が「あなたは人を楽しませてきただけで、誰も困らせたり苦しめたり責めたりしてない。何も思い悩むことはない」とはっきり言ってくれたんです。それで私の中でもスッと心が軽くなった気がしました。

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