ユニクロの話題のブラTシャツ、元下着販売員が試したら「微妙…」そのワケは？

大人気のユニクロのブラトップ。今年はリブタイプのブラTシャツが登場しました。

SNSでは話題沸騰ですが、筆者の感想は「微妙…」。その理由を解説していきます。

◆骨格ストレートやボリュームが大きい人は注意！

1枚で下着もお洋服も兼ねているアイテムは魅力的ですが、体にピッタリ！とは100%行かないのがブラトップの落とし穴ですよね。

今回のブラTは特にそれが顕著で、カップ部分が小さめで丸みの出るモールドカップのため、ぽこっといきなり胸のシルエットがでやすいんです。

筆者は骨格ストレートのF70ですが、ユニクロだとLサイズでアンダーバストが少しゆるいことが多い体型です。

一見Tシャツ部分が大きめに見えたのでMサイズも試着をしたところ、カップが小さすぎてボリュームの入るLサイズを購入しました。

しかし、骨格ストレートはバストに厚みがあるため、このカップだと脇の部分のボリュームが入りきらなかったりバストシルエットがナチュラルにならないので、「ブラTバレ」をしてしまいやすいんです。

骨格ウェーブさんなど、上半身に厚みが少ない人や脇の部分にボリュームがでにくい人なら比較的合いやすいため、試着をして購入するのがおすすめです。

◆リブのおかげでフィット感は◎

リブスクエアネックブラTは、しっかりめの生地かつリブなので透けることはありません。

カップ付きのアイテムはSMLサイズ展開のものばかりなので、緩く感じたり透けてしまったりすることが多いですが、こちらの商品はリブのおかげでフィット感があるのが、よかったポイントです。

また、アンダーバストの部分もぐるっと一周ゴムのようになっているので安定感もあります。

しかし、サイズが合っていないとどちらにしてもずれてしまうので、これ１枚で下着もトップスも兼ねるからこそ試着でフィットするかどうかをチェックすることが重要です。

◆1枚で済むので楽ちん！でも胸のことを考えたらほどほどに…

1枚で済む楽ちんアイテムは、暑い夏にも重宝しますよね。しかし、SMLサイズ展開かつノンワイヤーのアイテムは、体に完全にフィットしない分バストが揺れやすくなります。

アクティブに動く日やデイリー使いをすると、バストの下垂に繋がることもあるんです。

「垂れちゃった！」と思っても、一度下垂したバストを元に戻すのは難しいので、普段からつけていても苦しくない、サイズがピッタリのブラジャーも使ってバストの形を維持するのがよいと思います。

なんとなくの「合っているでしょう」や「安いから」だけで使っていると、体も身につけているものの形になりやすくなるので注意をしましょう。

＜文／ちーちょろす＞

【ちーちょろす】
下着の魔法使い。販売員時代の知識を活かして、下着で自分に魔法をかけるための知識をnoteやTwitter、YouTubeで発信中。特技はサイズを当てること。趣味は下着屋さん巡り