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会社員時代に「人生つまんなくて」ラッパーに挑戦した女性が、フォロワー104万人の料理家になるまで

女子SPA! / 2024年9月5日 8時45分

会社員時代に「人生つまんなくて」ラッパーに挑戦した女性が、フォロワー104万人の料理家になるまで

もあいさんと夫・高橋さん

「働く人のための簡単時短レシピ」をInstagram(@moaiskitchen)で発信し、フォロワー104万人を越えるもあいかすみさん。

 食品メーカー勤務時代のメニュー開発などの経験を生かし、料理研究家として活躍しています。ほんわかとした雰囲気のもあいさんですが、料理研究家として独立するまでは、会社員をしながらフリースタイルラップに挑戦したり、動画編集技術を学んだりとチャレンジを重ねていたのだそう。

 また、人気YouTuberのヒカルさんの“いとこ”という意外な一面もあります。もあいさんのこれまでの軌跡や、ヒカルさんから受けた影響などについて聞きました。

◆会社勤めに物足りなさを感じ、ラッパーに挑戦

――Instagramを始める前はどんなお仕事をしていたのですか?

もあいかすみさん(以下、もあい):食品メーカーに勤めていました。栄養学が学べる大学に通っていましたし、就活の際に自分の軸について考えたとき、子どもの頃から料理が好きだったので「食を通して人に幸せを届けたいな」と思ったんです。

会社では、主に飲食店向けの業務用の商品の営業をしていました。自社の商品を使ったメニューを開発して、飲食店向けに「この商品を使った、こんなメニューはいかがでしょうか」と提案をするんです。飲食チェーン店は4月と10月にグランドメニューの改定があるので、1つの担当店につき年に2回大きなプレゼンがありました。クライアントのテキストキッチンを利用して、実際に料理を作って食べていただきながら提案していました。

――会社員時代の仕事は大変でしたか?

もあい:レシピを考えたりするのは好きなので、苦に思ったことはほとんどないんです。主に外食チェーン店を担当していたので、グランドメニュー改変時期以外は比較的、時間の余裕がありました(笑)。

入社3年目くらいにはルーティーンワークが続いてこのままでもいいのかな?という思いが強くなってきて「この会社に一生務める人生は、物足りないかもしれない」と思い始めました。それで何でもいいから始めたくて、友達とフリースタイルラップバトルにエントリーしてみたんです。

◆ラップバトルに挑戦したことも

――どうしてフリースタイルラップだったのですか?

もあい:とにかく「今の人生が嫌だ」という気持ちが強くて、何か変えたかったんだと思います。音楽経験はまったくなかったのですが、当時『フリースタイルダンジョン』(テレビ朝日)というラップバトルの深夜番組が大好きで、日本語遊びがすごく面白くて。なぜか「これなら自分にもできるかも」と思って、勢いで大会に出て初めて人前でラップをしたんですが、何もできず負けました(笑)。

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