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流行りの服を着てるのに「なぜかダサい人」の特徴。やってはいけない“髪型とメイク”は

女子SPA! / 2024年8月31日 8時46分

流行りの服を着てるのに「なぜかダサい人」の特徴。やってはいけない“髪型とメイク”は

みなさんこんにちは、ファッションスタイリスト&ライターの角佑宇子(すみゆうこ)です。時代に合ったトレンドを適度に取り入れるのは、鮮度の高いおしゃれを作る上で必要不可欠! 今夏でいうならバレエコア、ブロークコアといったところでしょうか。しかし、流行りのアイテムを取り入れた着こなしをしているのになぜかいまいち……。そんな失敗をした経験もありませんか? 今回は流行を取り入れているのにダサ見えする“2大原因”をご紹介します。

◆原因1:トータルコーディネートができていない

何につけても大事なのはトータルコーディネート。ヘアアレンジ、メイク、トップスとボトムの掛け合わせ、配色、小物のバランス。この全てが計算しつくされて初めて、トレンドアイテムの魅力が活きてきます。

とくに昨今は、単体では着こなせない重ね着のトレンドアイテムが増えているので、服だけおしゃれでもメイクと髪の毛のアレンジが伴っていなければ、服に着られている感が否めないスタイルになってしまいます。

◆全身のバランスはどうやって整える?

トータルコーディネートは難しいと感じる方も多いですが、基本を押さえていればOK。

例えば、ヘアアレンジも複雑なものではなくて大丈夫です。ロングならサラサラとしたつや髪をキープ、ショートやボブはヘアアクセをプラスワン。

コーデの配色は基本の3色以内を徹底して。余計な飾りのついたデザインを取り入れ過ぎない、靴やバッグを適当に選ばないなど、着こなしの一つひとつにチェックをつけていきましょう。

◆原因2:自分のスタイル・骨格に合っていない

流行りの服というのは時に、骨格によって事故を起こすケースがあります。例えば、今流行っているチュール素材のキャミソールは、肩幅が広い方やバストが大きい方にとっては要注意アイテム。おしゃれ見えするどころか肉厚感が出て見えてしまうのです。

当然ですが、流行りのアイテムだからといって誰にでも似合うわけではありません。むしろデザインの特性によっては体のパーツを余計に大きく見せたり、野暮ったく見せてしまう可能性もあります。

気軽に取り入れる前に、一度試着をして自分のスタイルにマッチしているかどうかを確認しましょう。

◆コーデの足し算・引き算ができてこそのトレンドコーデ

流行りのアイテムをただ身につけただけでは、コーデは完成しません。当然ですが、頭からつま先まで、その流行りの服を活かしたトータルコーディネートがなされなければ、おしゃれどころか違和感のもとになってしまうもの。

だからこそ、取り入れただけでコーデが完成すると、安易に身につけないように気をつけて。とはいえ、そんなに難しく考えなくても大丈夫。まずは顔まわりの印象を華やかにすべく、流行りのアイテムを取り入れるならメイク・ヘアアレンジはいつも以上にこだわって。すると、トレンドアイテムの鮮度が格段に高まり、一層おしゃれな着こなしに。

<文&イラスト/角佑宇子>

【角 佑宇子】
(すみゆうこ)ファッションライター・スタイリスト。スタイリストアシスタントを経て2012年に独立。過去のオシャレ失敗経験を活かし、日常で使える、ちょっとタメになる情報を配信中。2023年9月、NHK『あさイチ』に出演。インスタグラムは@sumi.1105

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