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キャンプ好き女性が「もう無理!」。迷惑キャンパー急増の意外な理由/びっくり体験人気記事

女子SPA! / 2024年9月2日 15時47分

◆ナンパ男や“教え魔おじさん”の存在もキツい

 そんな井上さん、最近では騒音や人ごみを避けるため、平日に休みをとったり、知る人ぞ知るような地方のキャンプ場を選んで訪れることに。これでやっと静かに自然を満喫できる……と思いきや、また新たなトラブルに見舞われます。

「しつこいナンパや、“教え魔”おじさんの対応がとにかく大変なんです。頼んでもないのに焚火やテントの張り方を教えようとしてきたり……。基本的に、キャンパー同士のほどよい交流はすごく楽しいです。でも、近寄ってくる圧がどうしても強いと、相手をするだけでぐったりしちゃう。街なら逃げられますが、キャンプではそこにテントを張っているので逃げ場がありません」

 自分の知識や経験を「誰かに教えたい」「披露したい」と、求めていないのにアドバイスをしてくる、迷惑な善意の持ち主・“教え魔”。なんでも、あるボウリング場に「STOP! 教え魔」というポスターが貼られ、それを朝のワイドショーが取り上げたことで言葉が浸透したのだとか。勝手にアドバイスをして初心者が困ってしまい、やがてボウリング場に来なくなってしまうという例が多発していたのです。

◆自由にソロキャンプを楽しみたいのに

「教えられる方は断りづらいですもん。でも貴重な時間を取られるのもいやだし、適当に合わせて気に入られてしまい、ナンパに発展するのもどうしても避けたい。だから私は多少気まずくなっても、『すみません今日は我流でやってみたいんです』とか、『失敗しながら覚えま~す!』とハッキリ意思を伝えるようにしています。自由にソロキャンプを楽しみたいので、知らないオジサンへの気遣いは今は必要ないかなって(笑)」

 当たり障りのないように合わせたり、愛想笑いしたりするのは逆効果です。自分の時間を楽しみたいのなら、ハッキリとした意思表示が何よりも有効です。とは言え逃げ場がない場所なので、相手を刺激するような失礼すぎる言葉遣いはやめまておきしょう。

◆自分の時間は自分で守る! トラブル回避テクニック

 このように、なにかとトラブルも多い女性のソロキャンプ事情。井上さんは、自分なりのトラブル回避術をいくつも用意しているそうです。

「まず、基本ですがテントには鍵をつける。キャンプ場によってはトイレや駐車場が離れているので、無防備になりますからね。チャック部分に連結させるように、ワイヤーの鍵がお勧めです。万全ではないですが、ないよりマシです。

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