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40代パパ俳優3人が明かす、子育てで一番大切にしていること「すごくシンプルだけど……」

女子SPA! / 2024年9月3日 8時46分

塚本:僕は、なんだろうなあ。

佐藤:とにかく叱る!?

岡田:かっこいいー(笑)。

佐藤:手を出すこともいとわない!?

塚本:なんでだよ! そんなこと言ってない言ってない(笑)。子どもは息子、娘がいるんですが、僕は彼らの親である前にひとりの人間だと思っているので、対等に向き合うことにしています。もちろん大きくなるにつれて我が出てきたりとかもするのですが、なぜそういうことをしたのか聞いてみると、ちゃんと理由が出てくるんです。だから怒るのではなく、認めてあげることで理由が出てくるというか。そういうことを大切にしながら接していますかね。

佐藤:ちゃんと尊重しながら。

塚本:そうですね。だから親だから父親だから怒るとかじゃなくて、ちゃんと理由だったり、ひとりの人間の「なぜ?」ということを尊重しながら接している。なので、子育てをしているっていう感覚でもないですね。

◆子どもの感覚に合わせること

――共に人生を歩いているような。

塚本:そうですね。1番上の姉ちゃんで言ったら16歳なのですが、 父親も16歳みたいに思っているんです。別に父親だから何かしなきゃとか、父親だからこうするべきだとかっていうのはない。

岡田:似ちゃってるけど、僕自身が一生懸命になるよりは、楽しもうとしています。例えばうまくいかない状況だったり、子どもが全然自分が予想してたことと全然違ったことをしだしたりしても、それに対して「それも面白いね」っていうような感じ。自分の都合でイライラするんじゃなくて、子どもの感覚に合わせるというか。 急にやるって言ったことをやらなくなったりとか、結構あったりするのですが、でもまだそのことの理由が述べられない年齢でもあるんですよね。

だから、なんでかなって思いながらも、そういうことも楽しいねっていう方向に持ってってあげるっていうか、また違うことができて面白いよねって、 僕自身も楽しめるようにしたいなと思うんです。やらないことで怒ることはできるのですが、やっぱりそれって親の都合なんですよ。だから、同じように楽しんであげたいなって思っている毎日です(笑)。

――それも共に歩いているわけですよね。素晴らしいと思います。

岡田:いやいや、できないときもありますけどね(笑)。でも、できるだけそうでありたいと思う。よく笑ってる子ってやっぱり可愛いから、親が笑わない家庭ってその子自身も笑っていないと思うんです。

塚本:親が笑っていると、子どもも平和だよね。

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