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27歳俳優の「あこがれの人物」は事務所社長で“人気俳優”「前に進む姿が本当にかっこいい」

女子SPA! / 2024年9月18日 15時46分

――初挑戦も踏まえて、ご自身にとってはどういう作品になりましたか?

木戸:僕自身、役者はジャンルが違うどの仕事もすべてがつながっていき、糧になっていくという考え方をしています。いろいろなジャンルの仕事を今後もやっていきたいと思うなかで、今回の初めての声優業というのは、大きな体験でした。

特に山田監督の作品は人物の感情の変化を大事にされているので、僕が今度この経験を経て、ドラマや映画、舞台で演じるときに活きてくると思います。今回は声だけで表現しましたが、自分でもこういう声が出せるんだと気付きもあったので、またひとつ役者として成長させていただけた大きな作品です。

◆キャリアのスタートは子ども番組

――声優の経験がお芝居にも活きるという考え方は、仕事の向き合い方としてとても素晴らしいと思いましたが、いつ頃からそのような意識で仕事をされているのですか?

木戸:僕のキャリアのスタートが、子ども番組から始まっていることが大きいです。その当時は役者として活動している中で、20歳でレギュラーをいただけたことはありがたかったのですが、その分どこかで俳優業が止まってしまった感覚を持っていました。

けれども、番組のステージで小さいお子さんや親御さんと触れ合っていくうちに、情報番組でレポーターをしたとき、同世代の俳優の方々ができていないことが自分にはできているという感覚に変わったんです。

それ以来、自分にしか出来ていない経験は武器になるし、そういう経験をたくさん積み重ねていけば、唯一無二の役者になれると思ったんです。やったことがないことへの挑戦心は、常に持ち続けようと思うようになりました。

――そういう経験も経て今回の映画にも至るわけですが、映画やドラマで活躍中の現状をどう受け止めていますか?

木戸:「当時挑戦したかったことが、今できている」という喜びが一番にあります。その上で現場に行くことが今は楽しくて仕方がないですし、どんどん高みを目指したくなるような刺激もいっぱい得ています。主演の方のお芝居を近くで見て刺激を受けています。

◆憧れは所属事務所の社長でもある小栗旬

――ひとつひとつの仕事を丁寧に自分の中に織り込んでくような仕事の仕方とでも言いましょうか。

木戸:そういうスタイルかもしれないです。すべてがつながっていくという考え方をしていると言いましたが、これまで出会ってきた番組、人や作品は、それがもし一個でも欠けていたら、今この場に僕はいないと思うんです。そういう考え方をしているので、すべての経験が折り重なって厚みが出て、立派な役者になれると思っています。

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