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一重コンプレックスでアイプチ歴20年!彼氏にすっぴんを見せた意外な結果/恋愛人気記事BEST

女子SPA! / 2024年9月21日 15時45分

「たとえば、下にあるものを見るときは、目を見開いたまま、頭ごと下げて見るようにしてました。伏し目にするとバレるから。あとは、作った二重のラインをまぶたに押し込むイメージで、ときどきまぶたにギュッと力を入れてみたり。これは、二重が崩れないようにするためなんですけど、今思うと意味ないです」

◆写真にうつるのを避けていた

 どんなに気をつけても、一重に戻ってしまうことはよくあったそう。二重の幅を欲張って広めに作っていたせいもあるかも、とマミさんは言います。

「時間が経つにつれてだんだん私の二重が二重じゃなくなっていくわけなので、周りの人たちにはアイプチもメザイクもバレバレなのはわかってるし、恥ずかしいけど、どうしてもやめられなかった。

 けど、みんなで撮った写真なんかをあとから見ると、やっぱり目が不自然。ショック受けるので、できるだけ写真にうつるのは避けてました」

 悩みながらも二重を作り続けるマミさんでしたが、現在の彼氏から、付き合い当初にこんなことを言われます。

「『マミちゃんのぱっちりした目が好き』って。あとから聞くと、彼はアイプチの類(たぐい)をまったく知らない人だったんです。私が天然の二重だと思っていたらしく……」

◆彼氏にカミングアウト

 彼に対し、嘘をついているような気がして苦しくなってしまったというマミさん。それまでの恋愛同様、彼にも一重の顔を見せるつもりはなかったのですが、勇気を出してカミングアウトすることにしました。

 そしてお泊りの際にすっぴんを披露。すると彼は、「そのままでもかわいいじゃん!」と拍子抜けするほど褒めてくれたのです。

「気を遣って言ってくれてるんだな~って最初は思ってました。でも、すっぴんをさらしてからすごく楽になったんです。彼は毎回『かわいい』って言ってくれたので、本当に彼はかわいいって思ってくれてるのかも……と」

◆今は一重を活かしたメイク

 それからマミさんは一重のアイメイクを研究し始め、一重を活かす方法を考えるように。

「内心抵抗ありましたが、不自然なよりは自然なほうがいいよねって思い始めて。二重幅を徐々に狭く作るようにしていって、リハビリしました(笑)。今はもう、一重を活かしたメイクで全然抵抗ないですね」

 二重のコンディションを気にせず過ごす今がとても楽で、毎日二重を作っていた頃にはもう戻れないというマミさん。コンプレックスを克服させてくれた彼に、心から感謝しているそうです。

<文/森田 奈々 イラスト/とあるアラ子>

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