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夏ドラマで輝いた「ブレイク必至の若手俳優」ベスト3。“色気ダダ漏れの20歳”も見逃せない

女子SPA! / 2024年10月2日 15時47分

 とはいえ本作では鬼気迫る松本の演技に意識を奪われることが多く、前半の渉はキーパーソンではあるものの“うぶな高校生”くらいの印象。第1章ではあまり存在感を発揮できていなかった。しかし復讐達成から7年後を描いた第2章が始まると、本領を発揮した。

◆20歳にして大人びた色気がダダ漏れ

 高校はとっくに卒業しており、偶然みのりが移住していた地方の小学校で教師として働いていた渉。前髪重めだった高校生時代の髪型から、おでこを出す髪型に変更しており、すっかり大人びた雰囲気を醸し出していた。おでこを出すことで“垢抜けた感”を出すことはできる。その手法はよくわかっているが、それでもここまでギャップを出せたのは野村が魅力的な役者であるからに他ならない。

 10話では雨でびしょびしょに濡れた服などお構いなしで、みのりと濃厚なキスをするシーンも見られ、弱冠20歳にしてすでに色気がダダ漏れ。本作に限らず、今後は恋愛ドラマで多くの視聴者を虜にしていく未来がすでに約束されている気もする。

◆子どもの可愛さを引き出す笑顔・木戸大聖

 最後は『海のはじまり』(フジテレビ系)で、主人公・月岡夏(目黒蓮)の弟・大和を演じた木戸大聖(27歳)。大和は先述した2人よりも出演シーンは少ないものの、その無邪気な笑顔は多くの人の記憶に深く刻まれているはずだ。とりわけ、夏の娘・海(泉谷星奈)と接している時にとても良い表情を浮かべる。

 5話で夏に連れられて月岡家に初めて訪れた時、大和と目が合ってすぐに打ち解け、次のカットでは一緒にゲームを楽しむ。父親の夏でさえ海と距離を縮めることにはかなりの時間を要したにもかかわらず、大和にとっては刹那さえ必要なかった。

 また、9話では夏と海がファミレスで食事をしている場に合流。「海ちゃん」「会いたかったよ」と口にしながら海の隣に突撃して抱きつく姿はあまりに可愛らしい。その後、トイレに行きたがる海を「よしっ、行ってこい」と抱きかかえながらトイレに行くように促す様子もたまらない。大和は海からすれば“おじさん”になるが、“お兄ちゃん”のような包容力を見せた。

◆『おとうさんといっしょ』の出演も活きている

“すぐに子どもに好かれる”という彼の特殊能力に説得力を持たせる演技が求められた大和役で、木戸は期待にしっかり応えた。その要因として、2018年から2021年まで『おとうさんといっしょ』(NHK Eテレ/NHK BSプレミアム)に出演していたことが挙げられる。子ども向け番組に出演していた木戸だからこそ、海とすぐ仲良くなれたことに疑問を抱く視聴者はいなかったのだろう。子どもと関わる役を今後も見たいが、その可愛さで女性を振り回すような役も見てみたい。

 今回取り上げた3人の役者の今後、また過去の作品もチェックしていきたい。

<文/望月悠木>

【望月悠木】
フリーライター。主に政治経済、社会問題に関する記事の執筆を手がける。今、知るべき情報を多くの人に届けるため、日々活動を続けている。Twitter:@mochizukiyuuki

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