1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

異常人気の『地面師たち』セリフが “やけに拡散されている”ワケは? 新たなファンを生み出す破壊力

女子SPA! / 2024年10月10日 8時46分

 また、ハリソンで言えば、裏切った“ある人物”を処刑する際に発した「最もフィジカルで、最もプリミティブで、そして最もフェティッシュなやりかたでいかせていただきます」というセリフも印象的。当然、インパクトが強かったため、使い勝手は悪いもののこのセリフを使用した投稿も散見される。「死人がゴロゴロ出るようなヤマです」をはじめ、セリフが持つ強さ、ユーモアが“投稿欲”を駆り立てているようにも思う。

◆ありえないシチュエーションでも脳内再生される演技

 役者陣の演技力も言わずもがな。各ネタ投稿を見ていると「絶対にこのキャラは言わない」と思う内容でも、セリフを発している映像や音声が勝手に脳内再生されてしまう。そのことが投稿の面白さをぐっと引き上げている。使用率の高い後藤(ピエール瀧)の「もうええでしょ」はその典型だ。

 役者陣が登場人物の性格や言動を汲み取ったうえで、視聴者の記憶に居座り続けられるほどのインパクトある演技を見せていたからこそ、画像とセリフを見ただけでもパッとその光景を思い浮かべることができ、ついつい笑えてしまうのだろう。

◆ネタ投稿に誘われて、一気見する人がゴロゴロ出る

 こうした“地面師構文”はハリソンや後藤が主であったが、最近では竹下やオロチ(アントニー)が起用されるケースも目立つ。いずれも例によって脳内再生余裕なため、人気を博す可能性は高い。

 つまりはネタ投稿に誘われて『地面師たち』を観た結果、役者陣の演技はもちろん、目が離せないストーリー展開に圧倒され、一気見する人が今後も増加していくことを予感させる。少なくとも年内は『地面師たち』はトップ10に残り続けるのではないか。

<文/望月悠木>

【望月悠木】
フリーライター。主に政治経済、社会問題に関する記事の執筆を手がける。今、知るべき情報を多くの人に届けるため、日々活動を続けている。Twitter:@mochizukiyuuki

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください