朝ドラ『虎に翼』57歳俳優を「エロうさんくさすぎるんだよ」と評した“まさかの人物”。実はファン!?
女子SPA! / 2024年10月13日 8時46分
沢村一樹instagramより
『虎に翼』(NHK総合)最終回放送後の9月29日、桂場等一郎役で第1回から最終回までレギュラー出演した松山ケンイチが、Xアカウントを更新した。
「出演はしていたけども、思う所があり、観ていませんでした」と書いた松山は以降、第1回から視聴した感想をポストし始めたのである。放送後のロスが解消されつつ、この一連のポストのなかでもっとも興味深かったのが、共演者だった沢村一樹へのユニークな評である。
イケメン研究をライフワークとする“イケメン・サーチャー”こと、コラムニスト・加賀谷健が、松山ケンイチによる「エロ男爵」沢村一樹評を読み解く。
◆愛の眼差しで一貫していたライアン
『虎に翼』で愛のある行動を実践し続けたのは、“家庭裁判所の父”と呼ばれた多岐川幸四郎(滝藤賢一)だったが、主人公・佐田寅子(伊藤沙莉)に対する愛の眼差しが一貫していたのは、最終的に東京家庭裁判所所長になった久藤頼安(沢村一樹)である。
愛称はライアン。周囲にはそう呼んでくれと自分から言ってまわっていたが、大名家の出自である彼には“殿様判事”との通称もあった。そんな日本的出自を全然感じさせないライアンは、根っからのアメリカンな紳士。
誰にでも気さくに接し、場合によっては率先して相手をエスコートする。第10週第46回では、職を得るために司法省にやってきた寅子をナイスアシストして、「サディ」というニックネームまで付けている。
◆ニックネームが付いていないふたり
寅子に限らず、会った人にはニックネームを付けずには気がすまない人でもある。自分はこう呼んでくれ、だからあなたはこう呼ぶねという具合に。それでもふたりだけ、ニックネームが付いていない人たちがいた。
ひとりは、寅子と明律大学で法律を学んだ学友で、戦後に弱い立場の人々を助ける弁護士になった山田よね(土居志央梨)。もうひとりは、寅子が法曹界を志すきっかけになり、最終的には最高裁判所第5代長官になった孤高の判事、桂場等一郎(松山ケンイチ)である。
ふたりとも極端に堅牢な性格で、人付き合いが得意ではない。誰に何を言われようと自分の意見は曲げない。だから、ライアンからのニックネームによって自分固有の名前が薄れてしまうことを頑なに嫌ったのだろう。
◆松山ケンイチの気になる付着物
もちろん可愛いところもある。特に桂場は、大の甘いもの好き。寅子たちも常連だった甘味処「竹もと」のあんこ団子を求めて、足しげく通った。他にもサツマイモを職場に持参したり、とにかく甘いもの好きキャラが随所で印象付けられた。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
松山ケンイチ『虎に翼』“一気見レビュー”が大反響。誤字脱字があっても説得力が異様に高いワケ
女子SPA! / 2024年10月11日 15時45分
-
朝ドラ『虎に翼』“退場済みなのに”どんどん存在感を増していた35歳俳優。絵を見るたびに
女子SPA! / 2024年10月3日 8時46分
-
朝ドラ『虎に翼』第1回と最終回を綺麗につなげた!“39歳俳優の顔の付着物”とは
女子SPA! / 2024年10月2日 8時45分
-
朝ドラ『虎に翼』39歳俳優の“細かい動作”から目が離せない。長官室で鼻血を出した航一を抱きとめ
女子SPA! / 2024年9月26日 8時46分
-
朝ドラ『虎に翼』57歳俳優の“愛の一言”が泣けてくる…僕らが何度も助けられた“明るさ”を振り返る
女子SPA! / 2024年9月24日 15時44分
ランキング
-
1「億負けてから出直してこい!」粗品、ボートレースガチ勢アイドルを“にわか評論”でファン失笑
週刊女性PRIME / 2024年10月19日 16時30分
-
2「人生の楽園」西田敏行さんへ菊池桃子が思い込めた追悼メッセージ…視聴者涙「もう聞けないなんて寂しい」
スポニチアネックス / 2024年10月19日 19時35分
-
3「棒読み」と言われがちだけど…唐田えりかが“日本エンタメ界の宝”と言えるワケ|『極悪女王』
女子SPA! / 2024年10月18日 8時46分
-
4「普通に態度悪いし」山本舞香、結婚で掘り起こされた見ていてヒヤヒヤの“不機嫌映像”
週刊女性PRIME / 2024年10月19日 21時0分
-
5和田アキ子 生放送での発言を反省&謝罪「ほんとに人間性が」「言わんでいいこと言って…だめだね」
スポニチアネックス / 2024年10月19日 13時6分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください