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手越祐也がTVスタッフから愛されるワケ。ビックマウス&ポジティブキャラも好印象、「使いやすいタレント」と現場も大歓迎

女子SPA! / 2024年10月16日 15時46分

今回の『イッテQ!』は、いわば1時間を手越に割いたことになる。

手越の調子が悪ければ、内村・宮川という手練れがいたとしても、番組自体が成立しなかった可能性も大だ。テレビマンとしたら、海外ロケまでするわけでかなりのギャンブルになっただろう。

しかし、結果として手越が2人を従えて番組を回すほどの活躍を見せた。

手越も長いタレント生活の中で、どれだけ重要な復帰作になっているかはわかっていただろう。そんなプレッシャーも跳ね除け、番組を成功に導いたスキルとタレント性はやはり特別なものだと、今回の放送で感じさせてくれた。

◆手越祐也が、独立後にも番組で磨いていたバラエティ力

4年ぶりの『イッテQ!』でも変わらぬバラエティスキルを見せた手越だが、ここ数年の活動はコアなファン以外にはあまり知られていない。

独立してからこれまでの期間で、実は手越は番組出演を行っている。地方局がメインだが、『手越祐也のアート!アート!アート!』(RKB毎日放送)、『手越祐也の先生!ゴルフ教えテイッ!』 (GAORA SPORTS)など、さまざまなジャンルの番組に出演。

中でも、独立後に関東地区における初の冠番組となった『ちぃたん☆と手越祐也のホンキでいきます(仮)』(テレビ埼玉)では、体を張った企画にも挑戦した。ゆるキャラのちぃたん☆と一緒にロケをする番組だが、基本は手越が一般人やゲストとのやり取りを一手に引き受けて番組を回していった。

この番組では、自分のキャラを守りながらも、しっかりと一般人やゲストを立てるトークを展開。手越の頭の良さを再確認させる番組で、TVerなどの見逃し配信でも話題を集めた。また、今年9月から配信がスタートしたNetflixの番組『トークサバイバー!ラスト・オブ・ラフ』では、アンジャッシュ・渡部建とコーナー企画に参加。手越は架空のインタビューを受けている設定で、芸人が繰り出す無茶苦茶なネタを真顔でインタビュアーに話し続けるというボケ役を引き受けた。

芸人が手越に言わせたコメントは、下世話なものばかり。しかし、手越は抜群のバラエティセンスを活かして企画を成立させ、渡部以上の活躍を見せることに成功した。

正直、独立後は地方局や配信番組ばかりで、バラエティに関しては納得のいく仕事はできていなかっただろう。ただ、手越は腐らずに目の前にある仕事に全力でぶつかることで、バラエティスキルを磨き続けることができていた。その結果、今回の『イッテQ!』での復活でも結果を残す結果になったのだろう。

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