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結婚26年目に離婚届をつきつけられ仰天!「この日を待っていた」妻の言う問題とは?/結婚人気記事BEST

女子SPA! / 2024年10月18日 15時47分

「妻が言うには、問題は2つあると。ひとつは妻自身が結婚というものに向いていないと思っていること。そしてもうひとつは、私と一緒に暮らすのが限界だということ。

後者について具体的に尋ねると、『あなたは肝心なことからいつも逃げていた』というんですよね。私はそんなつもりはなかった。中学生だった長女が不登校になりかけたとき、妻はヤイヤイ言ったけど、私は見守ろうと言った。結局、長女は私が連れて行ったカウンセリングの先生と話が合って、うまく学校に戻ることができました。妻は『私が細かく話を聞いたからよ。あなたはカウンセリングに連れていっただけで、娘と正面から話そうとはしなかった』と。

だけど思春期の子が、親にそれほど具体的な話をするとは思えなかったんです。だから私は信頼していることを伝えて、あとは緩く見守っていた。妻としてはそれが不服だったようです」

何年前にはこんなことがあった、あなたはこんなことを言ったと、妻から膨大(ぼうだい)な指摘を受けた。だが、彼はほとんど覚えていなかった。

「週末の夜は私がよく料理をしていたんですよ。そのときは妻も娘も喜んでいたのに、『実際はそれほどおいしくなくても、おいしいと言わないといけない圧があった』と言い出して。それならそのときに言ってくれよという感じですよね」

◆話し合いが足りなかった

家庭に一生懸命寄り添ってきたという思いが強い夫、だが妻のほうは、自分勝手に作りたいときだけ料理をして、家族においしいと言わせたがる夫だと感じていたのだ。その場でもっとフランクに話せればよかったのだが、家族といえどもどこか遠慮はあるものなのかもしれない。

「私の父が、何が不満なのか家で急に不機嫌になる人だったんです。だから私はそういうことがないように気をつけていた。だけど50歳になったとたんにグループ会社に出向させられて、一時期、精神的に不安定になった時期があったんです。そのことはすぐに妻には言えなかった。ただ、給与が下がりますから言わざるを得なくて。

妻からは慰めの言葉も励ましもなかった。私はそれが寂しかったんですけどね。妻に言わせると『どう慰めたって事実は変わらない。相談されれば別だけど、下手なことを言わないほうがいいと思った』ということだった。話せば話すほど、当時のお互いの気持ちがすれ違っていることがよくわかりました」

妻は次女が就職したら離婚届を差し出すため、何年も前からもっていたと打ち明けた。離婚してどうするんだと聞いたら、「別に」と答えたという。

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