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「お金があってもケチな人」の特徴。一緒に食事をすると見抜きやすい:10月に読みたい記事

女子SPA! / 2024年10月21日 8時47分

◆「おごられるのがすごく嫌」という女性の意見

おおしま:男性の話が続きましたが、女性にもお金の使い方や受け取り方が下手な人っていますよね。その典型はいわゆる「おごられ待ち」だと思いますが、一方で「おごられ下手」な女性も最近増えているように思います。言い方を変えれば、“受け取り下手”と言えるのかなと思うんですが、林さんはどう思いますか。

林:おごられ待ちばかりでは嫌な顔をされるかもしれませんが、男性が出すよって言ってくれた時、そこで喜べる女性の方が恋愛の視点で言えばモテますよね。男性って、気質としては相手のために何かしたいと思う生き物だと思っているので。

ただ、おごられることを嫌がる女性の話で、僕もなるほどと思ったケースがあります。彼女は若くして年収が1500万くらいあるのですが、バーでおじさんがおごりますよって言ってくるのがすごく嫌なんだそうです。

理由は、明らかに自分の方が稼いでいるのに、おごられたことでおじさんが上で自分は下になって、感謝しなくちゃいけないという関係性になるからだとおっしゃっていました。

おおしま:すごいパワフルな女性の匂いがします。でもそれって、自分が年収とか行為とかで上下をよく意識しているからこそ、抱く感覚ではないでしょうか。

◆おごることで出てくる「上下」問題

林:僕は50代男性なので、彼女の言う感覚はとても良くわかるんです。男性同士でおごると上下は必ずできますし、年齢差があったら割り勘って考えが持てないのが僕らの世代です。この女性がおじさんにおごられることで説教されたくないし、自慢話も聞かされたくないっていう気持ちは分かります。

おおしま:男性と競いながら上昇してきたからこそ、上下といった関係性に敏感なのかもしれませんね。

その話を聞いて、私は比較的「ご馳走します」は素直に受け取るタイプですが、彼と何か一緒にしようみたいになった時は、「自分も頑張るから気を使わないで!」って、ちょっと主張して受け取り拒否をしがちなタイプかもと思いました。

例えば、彼氏と旅行に行こうとなった時、向こうが費用を持つよと言ってくれたのに「いやいや、私も出せますから」みたいに言いがちです。根っこには「相手に悪いな」があるんですけど、これもまた一種の受け取り下手かもしれませんね。

こうして客観的な話をすると、自分のお金のクセがより実感として理解できるような気がします。

【林伸次さん】

渋谷のワインバー「BAR BOSSA(バールボッサ)」店主。中古レコード店、ブラジル料理店、ショット・バーで働いた後、1997年「BAR BOSSA」をオープン。バーを経営する傍ら著作家としても活躍している。著書に『恋はいつもなにげなく始まってなにげなく終わる。』(幻冬舎)など。

<取材・文/おおしまりえ 写真/林紘輝>

【おおしまりえ】
コラムニスト・恋愛ジャーナリスト・キャリアコンサルタント。「働き方と愛し方を知る者は豊かな人生を送ることができる」をモットーに、女性の働き方と幸せな恋愛を主なテーマに発信を行う。2024年からオンラインの恋愛コーチングサービスも展開中。X:@utena0518

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