“負け顔”と“転び方”がピカイチな29歳女優。復讐ドラマの主人公なのに「不幸に見えない」ワケ
女子SPA! / 2024年10月22日 15時46分
◆可愛らしいけどあざとくなく、共感させるコケっぷり
ちなみに、ラブコメと復讐モノだけではなくスポコン要素も含まれている本作。スポコンの主人公と言えばやはり“鈍臭さ”が求められる。才能に溢れ、器用に立ち回れる主人公であれば応援する気は起きない。ただ、1話ラストに海里に殴りかかるも華麗にかわされて転んだり、2話で縄跳びの飛び方がたどたどしかったりなど、ほこ美の鈍臭さをしっかり表現できており、ほこ美をスポコンドラマの主人公にしていた。
昨年話題を集めたドラマ『あなたがしてくれなくても』(フジテレビ系)でもわかる通り、その転び方の上手さには定評があった奈緒。本作でも、その可愛らしいけどあざとくなく、それでいて共感してしまうコケっぷりを遺憾なく発揮しており、ほこ美の成長を期待したくなる。
◆奈緒だからこそ乗りこなせている主人公
また、未来のほこ美の姿なのか、1話冒頭ではリングに上がってボクシングの試合に出場していた。目の上は切れ、対戦相手からなかなかの滅多打ちに合うが、それでも「可哀想」よりは「頑張れ」と思わせられた。
奈緒だからこそ、ラブコメ、復讐モノ、スポコンという多種多様な要素を含んだ本作の主人公を乗りこなせているように思う。知らず知らずのうちに沼に引きずり込もうとする玉森の演技が注目されている本作ではあるが、奈緒の演技からも目が離せない。
<文/望月悠木>
【望月悠木】
フリーライター。主に政治経済、社会問題に関する記事の執筆を手がける。今、知るべき情報を多くの人に届けるため、日々活動を続けている。Twitter:@mochizukiyuuki
-
- 1
- 2
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
『あのクズを殴ってやりたいんだ』第7話 “ほこ美”奈緒&“海里”玉森裕太の間に暗雲がたれこめる
クランクイン! / 2024年11月19日 6時30分
-
WEST.濵田崇裕、玉森裕太出演「あのクズを殴ってやりたいんだ」でボクサー役
cinemacafe.net / 2024年11月14日 12時0分
-
「あのクズを殴ってやりたいんだ」「前に進まなきゃいけない時は私があなたを殴ります」「奈緒さんのボクシング、構える角度や踏み込みがうまくなってきている」
エンタメOVO / 2024年11月6日 10時42分
-
「あのクズ」第4話、衝撃の新展開!ももクロ玉井詩織の豹変ぶりに賛否【ネタバレ注意】
シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年10月30日 14時2分
-
『あのクズを殴ってやりたいんだ』第4話 “ほこ美”奈緒、“海里”玉森裕太がボクシングをやめた理由を聞く
クランクイン! / 2024年10月29日 6時30分
ランキング
-
1元KAT-TUN・田口淳之介がホストデビュー 福岡・中洲での「出勤」にファン困惑「安売りするなと言いたい」
J-CASTニュース / 2024年11月22日 15時0分
-
2「成田凌に失礼すぎる」大谷翔平MVP速報『あさイチ』トーク中断に大ブーイング
週刊女性PRIME / 2024年11月22日 11時26分
-
3“うたのお姉さん”のだこころ「いい夫婦の日」に結婚を発表 お相手は「別の業界でお仕事をされている方」
スポニチアネックス / 2024年11月22日 14時43分
-
4立川談四楼 桂雀々さん訃報に衝撃 前日に代役務めたばかり「まだ64だぜ。一体なにがあったというのだ」
スポニチアネックス / 2024年11月22日 15時43分
-
5今年も紅白出場ゼロ、STARTO社に足元見られたNHK…“揺さぶり”はジャニーズの常套手段
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月22日 12時3分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください