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子どもを欲しがる専業主婦の妻に、エリート夫が“最低なひと言”。そして妻は「まさかの行動」へ|ドラマ『わたしの宝物』

女子SPA! / 2024年10月24日 15時46分

冬月は、フェアトレードの会社を興しており、そこを人に預けてアフリカに学校を作りに行くと生き生きと語る。そんな彼を羨ましく思う美羽に、冬月は日本での自分の最後の仕事となるフェアトレードのイベントを手伝ってほしいと持ちかけた。

手製の栞(しおり)を作り、久しぶりに自分の心が躍動するような経験をした美羽。そんな彼女を、夫の宏樹がわざわざやってきて見つめていた。ここに夫の複雑な心理が見え隠れする。

◆酔った勢いで夫に襲われ、そのまま冬月と……

妻に去られたら生きてはいけない。宏樹にはそれがわかっている。だから酔った勢いで、無理やり妻を抱く。不本意なセックスをした美羽は、明け方、ふらふらと例の図書館へ赴く。そこには冬月が忘れ物を探しに来ていた。

彼はその日の午後、旅立つのだ。もう会えないかもしれないという切迫感、冬月に会ってやっと動き出した心を止めたくない熱い思いに突き動かされて、美羽と冬月は求めあう。

「一時帰国するから。迎えに来るから」

冬月の言葉に、美羽は生きる希望を見いだす。現地に到着した、順調にいってると冬月から毎日連絡が来る。

そして彼女は気づく。生理が遅れていることに。

◆「あなたの子よ」念押しのように夫へつぶやいた

病院に行くと、妊娠が判明。あわててDNA検査をしてみると、夫との間に親子関係のない胎児だとわかる。父親は冬月だ。そのときテレビで、冬月のいる場所で大規模テロが起こり、死亡者の名前に「フユツキリョウ」がテロップで流れた。

美羽は帰宅した夫に妊娠を告げる。そして「あなたの子よ」と念押しのようにつぶやく。夫は不安そうな表情を浮かべた。

「私は悪い女」という美羽のナレーションが最後に入るのだが、この時点での状況を考えれば、今ひとつしっくりこない気がした。

冬月は、おそらく生きているのだろう。そこからが美羽の苦悩の始まりになるはずだ。

◆泣くポイントが同じ人とは、一緒にならないほうがいい

美羽と夫は、もともととても仲がよかったことがよくわかる回想シーンがあった。美羽が泣くと夫も泣く。よく泣くカップルだったという。そこでふと思い出した。

「笑いのポイントが一致する人とはうまくいくが、泣くポイントが同じ人とは一緒にならないほうがいい」ということを。

泣くポイントが同じだったり、相手が泣くともらい泣きしてしまうような人だったりすると、お互いのネガティブな感情に引きずられやすいからだ。片方が落ち込んでいたら、一緒に落ち込むことになる。長く一緒にいられるのは、適度な距離感をもち、落ち込んでいたら自然と気持ちが浮上するような気遣いができる人なのではないだろうか。美羽にとって、本来は冬月こそがそういう相手だったはず。

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