「国会グラビア投稿」で批判殺到の今井絵理子、“不適切な言動”を繰り返してしまうワケ
女子SPA! / 2024年10月24日 8時46分
政治家はアイドルと違って、愛される存在ではありません。むしろ監視され、ときには嫌われ、叩かれなければならない。にもかかわらず、あらゆる発信がいまだキラキラしているので、有権者との意識の間に大きなズレが生じているのです。
◆選挙管理委員会がアイドルを起用ポスターみたいな写真と言葉
今回の投票を呼びかける写真だって、まるで選挙管理委員会がアイドルを起用して作成したポスターみたいです。<一票が未来をつくります。>という表現も、当事者が言うにはあまりにも軽すぎる。
<地球は今日も回っている この瞬間を胸に刻もう! 生きてるって感じたい!>(「Wake me up!」 詞 伊秩弘将)
その程度のノリなのですね。
今井絵理子議員の張りぼてのイメージ写真と借り物の言葉だけでつぎはぎされたポエムは、国会のJ-POP化が定着したことを如実に表わしていると痛感しました。
<文/石黒隆之>
【石黒隆之】
音楽批評の他、スポーツ、エンタメ、政治について執筆。『新潮』『ユリイカ』等に音楽評論を寄稿。『Number』等でスポーツ取材の経験もあり。いつかストリートピアノで「お富さん」(春日八郎)を弾きたい。Twitter: @TakayukiIshigu4
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