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「世帯年収1000万円でも、都内で子持ちなら貧困」は本当か?「出かけるだけで1万~2万円飛ぶ」一家の“リアル収支”に驚いた

女子SPA! / 2024年12月3日 8時46分

「時短勤務ですが、勤務地から自宅までドアツードアで1時間はかかるため、退社後に最寄り駅の保育園に迎えに行って自宅に帰宅できるのは18時から18時半。そこから夕食の支度、お風呂、寝かしつけをすると毎日ヘトヘトで。今は平日でも週に1~2回は夕食をテイクアウトや出前に頼っています」(りかさん)

専業主婦でも共働きでも、家族の食事を毎日手作りするのはかなりハードルが高いもの。りかさんも同様で平日は週に1~2回、土日は両日のお昼だけ外食やテイクアウトにして、それ以外はなんとか手作りで頑張っているそうです。しかしそれでも家族4人だと外食1食分だけで3000円~5000円ほどに。平日のランチは夫婦ともに外食になることがほとんどで、トータルすると外食費だけでも月に8万円はかかってしまうそう。これに加えてスーパーで安く食材を買っても月に7万円は超えるので、トータル15万円は食費として消えていく計算に。

◆安く預けられる託児所は常にいっぱいで、ベビーシッターしかない

また実家が遠方のため、お互いの両親に子育ての協力を仰げないりかさん夫婦。どうしても残業や他の用事があって子どもたちを見られないときには、2人分で1時間3000円がかかってもベビーシッターサービスを活用しています。それが月に2、3回ほど。

「自治体がやっている一時保育の託児所だとかなり安いんですが、いつ予約しようとしても予約はいっぱい。高額でも確実に子どもを預けるには民間のベビーシッターを利用するしかありません」(りかさん)

◆「休日に出かけるだけで1万~2万円飛ぶ」理由

さらに都内では、子どもを遊ばせるだけでもとにかくお金がかかるとりかさん。

「近所にも小さな公園はいくつかありますが、赤ちゃんの頃から行き慣れて子どもが飽きてしまいました。また土日は近所の親子連れが大勢いるので遊具も自由に遊ばせられないですし、ボールを蹴ったり自由に走り回ったりするのも安全面や広さの問題からも難しい。だから広くて大きな公園か、天気を気にせず遊べて親も身体的に負担が減る室内遊び場に連れて行く選択肢になります。

でも私の地元では大きな公園や室内遊具場が無料で使えますが、都内だと電車やバスで郊外まで行かないと広い公園は難しく、室内遊具場も子ども1人1時間1000円ということもザラ。親も入場料がかかるところも多いです。車がないわが家は夫婦で同伴して子ども2人を2~3時間遊ばせるだけでも交通費や入場料含めて5000円以上かかりますし、そこにランチ代も加えたら1万円を超えますね」(りかさん)

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