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結婚式当日、新郎が胃腸炎で欠席するハプニング…→式場スタッフの“粋な計らい”に感涙!

女子SPA! / 2024年11月12日 8時47分

式場のスタッフの方から『もし旦那さんが時間通りに来るのが難しければ、可能な範囲でオンラインで繋ぐ方法はどうですか?』などと土壇場でいろいろな提案をしていただいたのですが、夫にビデオ電話をしてみると、画面上だとしてもニコニコ笑える様子ではなさそうで、『とりあえず、任せて!』と夫に伝え、その瞬間私は一人でもなんとか式を成功させようと腹をくくりました」

 きっと新郎不在の結婚式は異例だったと思う、と語ってくれた奈津さんですが、夫の弱っている姿を画面越しに見て、今すぐにでも家に帰って看病したい気持ちもありつつ、遠方からわざわざ来てくれている友人のことを考えると、なんとしてでもこの式を成功させるしかないと気持ちを切り替えたといいます。

◆新婦のみでの結婚式がスタート。参列者の反応は?

「開始1時間前になり、夫からは『本当にごめんなさい。2人で準備も頑張って、みんなわざわざ来てくれるのに、申し訳ない』と電話が来ましたが、スタッフさんと急いで打ち合わせをして新婦とゲストの歓談メインの式にしようとなりました。受付で、新郎が体調不良だということを伝えることから始まり、両家の親族にも夫から連絡がきていたようで、夫のご両親からも何度も『奈津ちゃん、本当にごめんね。』と声を掛けていただきました。

一人で歩くバージンロードは寂しさもありましたが、参列者の方々が精一杯盛り上げてくれたので、最後まで笑顔で歩くことが出来、夫の体調不良を『あいつ大事な時になにやってんだよー!!』と愛のあるイジりで場を和ませてくれた夫の友人、職場の方々の声にも本当に救われました」

 挙式では堂々と歩くことで何とか頑張れたという奈津さんですが、披露宴は時間を持て余さないか、盛り上がらないのではないかと、内心不安だったようです。

◆夫の友人の粋な計らいに大感動

「不安な中での披露宴でしたが、入場のときの拍手がとてもあたたかく、私はそれだけで泣きそうになってしまいました。最初の挨拶も夫不在ということで私が直前に考えて読み上げましたがこの時は“可哀想だと思われたくない”という思いが強かった気がします。

歓談を長めに設けることで親族や友人、職場の方ともたくさんお話することができ、夫の友人の一人が『みんなスマホで祐樹の顔をアップにして写真に写してやろう!』と提案してくれ、写真撮影の際は、スマホ内の画像ですが夫も一緒にいるようなショットを撮りました」

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