元TBSアナ・39歳の私が抱く後悔…退社して初めて知った「必死にガツガツ働くよりも大切なこと」
女子SPA! / 2024年11月15日 8時47分
2010年にTBSに入社し、『朝ズバッ!』『報道特集』などを担当したのち、2016年に退社したアンヌ遙香さん(39歳・以前は小林悠として活動)。
TBS退社から8年経った今年、紆余曲折を経て20年生活した東京を後にして活動拠点を故郷北海道に戻したアンヌさん。アラフォーにして再スタートを切った「出戻り先」でのシングルライフの様子や心境をつづる連載です。
第10回となる本記事では、アラフォーになって若者たちに対する思いが変化したというエピソードです(以下、アンヌさんの寄稿)。
◆年下の子たちに、ついつい口を出したくなる
アラフォーになった今、年下の子たちにああだこうだ言いたくなっている自分の存在に気づき、戦々恐々としている今日この頃。
これだけ見ると、〇〇ハラスメントにもなりかねないので、ほんとめんどくさいことやめろよ! とツッコミたくなる人が多くいらっしゃるかと思いますが。
不思議な現象なのですが、アラフォーにして、とにかく1人でも多くの人にしっかりとお金を稼いで欲しい、そして心から幸せになってほしい、そのために私ができること、これまでの経験でわかっていることをまんべんなくお伝えしたいなんていう……本当に厚かましくて仕方ないのはわかっているのですが……妙な“人類愛”のようなものが自分の中で湧き起こってきているのを感じています。
なんでしょうね、今思えば20代、私がまだテレビ局員として、アナウンサーとして仕事をしていた頃、当時は自分の事しか考えていなかったなぁと、つくづく思い出すのです。
◆20代の局アナ時代は空回りばかり。自局の番組ばかり観て…
時代も時代だったのかもしれませんが、少しでも忙しくしていることが良いことだ、多く仕事をいただけることがベストだという価値観のもと、とにかくがむしゃらに仕事をしていました。
自分も頑張り、そして周りも一緒に頑張って、組織そのものが向上していくことこそが、ビジネスモデルとして理想的な姿では無いのではないかとも今では思えるのですが。当時の私はとにかく、頼っていただければそれが無性に嬉しくて、その期待に応えなくてはと無駄に空回りしていた記憶があります。
私が現役のアナウンサーだった頃にやらなかったことで、反省していること。それは、他局のさまざまなアナウンサーの方の仕事の様子をテレビやラジオできちんと研究しなかったことです。
物理的に時間がなかったのもあるかもしれませんが、チェックするのはいつも自局ものが中心。他局のアナウンサーがどういった話し方をしているのか、どういった見せ方をしているのか、しっかりと勉強しなかったのです。これはやるべきだった。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
後藤晴菜アナ 海外生活「孤独だった」ワケ 「最大4日間くらいワンオペ、どう過ごそうかと…」
スポニチアネックス / 2024年11月12日 18時54分
-
《コメント欄閉鎖続く》新人男性アナの“容姿いじり”で炎上の西山喜久恵アナ、社内では“キクさん”と慕われ後輩アナらの相談係…番組降板はあるか
NEWSポストセブン / 2024年11月8日 16時15分
-
38歳で故郷・札幌に“出戻り“した元TBSアナ、近所のコンビニで女性店員に言われた「衝撃の一言」…もう男はいらない?
女子SPA! / 2024年11月8日 8時47分
-
元TBSアナ・39歳の私が“ついつい課金してしまうもの”。アラフォーにして大好きに
女子SPA! / 2024年11月1日 8時47分
-
元TBSアナ・39歳の私が「老けた」「やつれた」のネット声に思ったこと。見た目問題に今だから言いたいのは
女子SPA! / 2024年10月25日 8時47分
ランキング
-
1「日本と並ぶ長寿国」の不都合な真実…「野菜と果物生活」をやめたスペイン人が代わりにたっぷり食べているもの
プレジデントオンライン / 2024年11月18日 18時15分
-
2「全面降伏」しても松本人志のテレビ復帰は絶望的…"性加害芸人"の汚名だけが残った61歳男が選ぶべき道
プレジデントオンライン / 2024年11月18日 16時15分
-
3やたらと眩しい「リアフォグランプ」に後続車は大迷惑! 悪天候じゃないのに点灯NG! わざと点けたら違反になるの?
くるまのニュース / 2024年11月18日 14時50分
-
4ひょっとしたら死ぬかも…元テレ朝アナの佐々木正洋さん髄膜炎を振り返る
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月18日 9時26分
-
5ケンタッキー、11月21日で「あの限定品」が販売終了へ こんな値段ではもう買えない…
Sirabee / 2024年11月18日 4時30分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください