新婦側の出席者が極端に少ない結婚式。ウラでは修羅場が…/びっくり体験人気記事BEST
女子SPA! / 2024年11月13日 15時47分
そして、余興は新郎側の友人が行っただけで、新婦側からは何もなし。そんな状況でしたから盛り上がらないまま式は進んだようです。
「きっとスピーチを任されていた人も余興担当の友人たちもドタキャンでしたんでしょうね。30分遅れで始まったのに終わったのは予定の終了時刻よりも早かったほど。たぶんプログラムが大幅にカットされていたんだと思います」
それでもなんとか結婚式は終了。ところが、出口で出席者を見送る新郎は亜樹さんに対し、お礼ではなく「今日はごめんね」と小声で謝罪。この言葉を聞いて、ウラでとんでもない修羅場が訪れていたことを確信します。
「私は親族なのでそのまま帰りましたが、彼の友人たちが企画していた二次会は中止。ただの飲み会になったみたいです。実際、あの雰囲気で新郎新婦が出るとは想像できませんしね」
◆複数の男性との浮気が発覚
しかし、気になるのは新婦側のゲストが極端に少なかった理由。何があったのでしょうか?
「一緒に帰った叔母に教えてもらいましたが、新婦は複数の男性と浮気をしていたことが式の数日前に発覚したそうです。それも相手には自分の友達の彼氏や仕事関係の人もいたそうです。いずれも相手は既婚者ではなかったみたいですけど、それを知った招待客が出席をボイコットしたって。
田舎だったので体裁(ていさい)を気にした彼の両親が頼み込んで形ばかりの式を挙げさせたっていうのが真相なのですが、あれなら中止にしたほうがよかったでしょうね」
◆当然、入籍はナシに
結婚式から約半月後、新郎が亜樹さんの家を訪ね、ご祝儀を返却。その際、詳しい経緯が本人から語られることはなかったものの、「籍を入れずに別れることになった」と説明を受けたそうです。
「詳細を聞ける空気ではなかったため、世間話を少ししただけで帰りましたが、見るからに疲れた顔をしていましたね。けど、今は彼も素敵な奥さんとかわいい子供に囲まれ、幸せそうにしているので本当によかったと心から思います」
結婚目前でパートナーの浮気発覚という話はたまに聞きますが、その事実を知りながらの挙式はまさに罰ゲーム。当事者だけでなく出席者にとっても別の意味で印象に残るとは思いますが……。
<文/トシタカマサ イラスト/朝倉千夏>
【トシタカマサ】
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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