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間宮祥太朗、感激の初共演…「役者を目指すきっかけになった先輩俳優」を明かす

女子SPA! / 2024年11月15日 15時46分

――間宮さん自身は、言葉に出したことによって、自分自身をそちらに向けていくことはありますか?

間宮;あまりないですね。たとえば、オーディションで本当はできないけれど「できます」と答えてしまって受かってから練習する、だとかは僕はやったことないです。逆に多少できることでも、「ほとんどできません」と言っちゃいます。

――外には出さないけれど、自分自身の内側ではメラメラ燃えているとか。

間宮:自分にできる限りのことはしたいと思いますけれど、大きく見せるようなことはないですし、自分を瞬間的に焚きつけるのではなく、「ものごとは一朝一夕ではいかないし」と粛々と進めていくタイプです。なので、タモツの自分の中になかったはずの言葉を口にしてしまってから自分のものにしていく、というのは自分にはない部分なので、面白かったです。

◆子どものころ映画を観るようになったきっかけの玉山鉄二と共演

――タモツが裏社会に足を踏み入れるきっかけとなる、九条役の玉山鉄二さんとの共演の感想を教えてください。

間宮:子どものときに、初めて「役者の芝居ってすごい!」と思ったのが、映画『手紙』で玉山鉄二さんを観たときでした。自分でいろいろな映画を観るようになったきっかけだったんです。

――そうなんですね! そのお気持ちはご本人には。

間宮:お伝えしました。「ありがとう。そんな風に言ってくれて嬉しいよ」と言っていただいて。嬉しかったですね。

◆すべては繋がっていて無関係ではない

――間宮さんは、自分の人生に“出会い”が与える影響をどう感じてきましたか?

間宮:人生って「人と交差する瞬間の連続」だなと思います。その交差の時間が短い人もいれば、長い人もいる。たとえば僕は子ども時代に転校を経験しましたが、小学校の2~3年間という密度の濃い時間を同じクラスで過ごした人も、その後はもう交差しないこともありますよね。でも、そこで交わった影響は確実にあると思っています。

かと思えば、出会ってから10年、20年と親密な間柄として関わっていく人もいるわけです。そうしたことの連続の中で自分は生きていて、その後の選択にも少なからず影響している。その積み重ねが人生の道筋になっていくのだと思います。

――目の前の出会いや縁にも、それまでの積み重ねが関係している。

間宮;そうですね。ひとつひとつは縁であっても、積み重なった先ではあると思います。自分は小学校の時にソフトボールをやっていたんですけど、転校をきっかけに軟式野球に変えたことによって中学受験をしました。そして、中学の先輩との出会いが、今に繋がっています。結果論ではあるけれど、すべては繋がっていて無関係ではないと思います。

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