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「無名・無収入の夫」と結婚した昭和の大女優・高峰秀子、“超格差婚”の意外なその後

女子SPA! / 2024年12月5日 8時46分

◆「超格差婚」のその後は…

――まさに大スターと、シンデレラ・ボーイですね。

斎藤:収入以外の項目について2人の比較は、拙著『ふたり~救われた女と救った男』に掲載した比較表をご覧ください。

――はい。比較表、すごく興味深いです。ところで結婚当初、大変な格差があったことは分かりました。その後の格差婚の結末はどうだったのでしょうか? 高峰さんは幸せになったのでしょうか。

斎藤:さて、どうなったか? それは「ふたり」を読んでください。

――ありがとうございます。このお話を踏まえて、ページをめくるのが楽しみです。最後に「ふたり」を近くで見てきた斎藤さんが、いまひとつだけ伝えたいことがあるとしたら?

斎藤:愛情とは瞬発的なものではなく、持続できるかどうかにその真価がある。そして愛情とは理解と尊敬だと思います。

――本日は貴重なお話をありがとうございます。なんだか元気をいただきました。

【斎藤 明美(さいとう・あけみ)】

文筆家。本名:松山明美。1956年土佐市生まれ。津田塾大学卒業。高校教師、テレビ構成作家を経て、『週刊文春』の記者を20年務めてフリーに。2009年、10年余り親交のあった松山・高峰夫妻の養女となる。小説『青々と』で日本海外文学大賞奨励賞受賞。著書に『高峰秀子の捨てられない荷物』『最後の日本人』『高峰秀子の流儀』『高峰秀子との20年』『高峰秀子の言葉』など

<取材/八幡眞梨子>

【女子SPA!編集部】
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