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玉袋筋太郎が思う“美しく枯れている良いオンナ”とは?「そういう人のほうが可愛いよ」

女子SPA! / 2024年12月11日 15時46分

中学になると色気付いて一緒には行かなくなったんだけど、18歳の頃にまた連れてって、あいつも派手な格好してるもんだから、大将は俺の子どもだとわかるわけないと思った。でもせがれが大盛りを食べて、俺が普通盛りを食べたときに大将が「お父さんを超えたね」だって。

――良い話ですね。

玉袋:長年通っているとそういうことがあるわけ。俺の町中華ロマンっていうのはそういうのにあって、番組でも一期一会ながらそういう部分が画面から伝わって届いてくれれば良い。町中華ではみんなが主人公になれるし、目立ちたくないときは脇役になれば良いんだから。町中華の暖簾の中にはそんなドラマがあるんですよ。

◆腐敗じゃなくて発酵食品になるべき

――女性向けのメディアなのであえて伺いますが、2024年3月に書籍『美しく枯れる。』(KADOKAWA)を上梓された玉袋さんが考える“美しく枯れている女性”とは?

玉袋:あらがってない人じゃないかな。だって、あらがったって無理に決まってるんだから。重力にも勝てないし、加齢に勝てるわけないんだよ。そこで「勝てない!」って言いながら戦っている人が好きだよ。受け入れちゃうほうがいいよ。受け入れつつも、キレイな人っているじゃん。そういうふうになるとラクになるんじゃないの。人生の競争から逃げてるなんて思わなくていいと思うよ。

――比べる必要は何もないと。

玉袋:そうそう。すべて受け入れちゃえばいいんだよ。そういう人のほうがかわいいよ。俺がそういうふうに物事を見ちゃうっていうのもあるんだけど、腐敗じゃなくて発酵食品になるべきなんだよ。

――なるほど。発酵食品は確かに旨味が増して美味しいですね。

玉袋:発酵食品、美味いじゃん。だってさ、見た目はキレイだけど、心が腐敗している奴っているじゃん。見た目と心のちょうどいい発酵具合っていうのがあるんだよ。それが美しく枯れている良いオンナじゃないですかね。

◆「やっぱり扉は自分で開けるべきなんだよ」

――最後に改めて町中華にひとりで飲みに行く勇気の出ない方に言葉をいただけませんか。

玉袋:俺に何かを言われるんじゃなく、やっぱりその扉は自分で開けるべきなんだよ。そうすると自分のマップが広がるんだから。「ポケモンGO」と一緒だよ。新しいポケモンを見つける感覚で飛び込んじゃえばいいんだよ。嫌だったら、二度と行かなければいいだけなんだから。その権利はあるんだからさ。

怖がる必要もないよ。今の町中華に頑なな親父なんかいない。いたとしても、それは向こうのモーションだけだよ。こっちが“お邪魔してます”って気持ちで行けば、何にも怖くないよ。

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