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底なし沼から脱出する“意外すぎる方法”とは? 必ず覚えておきたい「死亡事故のピンチ」と「生き残り方」<漫画>

女子SPA! / 2024年12月26日 15時47分

漫画を一度読んでいただければ、『ちょっと待てよ』と冷静に梯子を探すことができます。実際のシチュエーションだと、梯子や階段を探すのは難しいかもしれませんし、見つけてもそこまで辿りつくのに勇気もいりますよね。でも、確実に出られる場所がどこかにあると知っているだけでも助かる確率は上がりますし、冷静な判断もできると思うんです。危険な箇所を事前に察知することもできます。

そういう意味でも、この漫画に一度目を通してほしいなと思います。知っていれば助かる事例の一つだと思います」

◆同調圧力で危ない遊びをしていない? 注意してもダメなら……

――事前に梯子の位置を確認しておくだけでも、いざという時にパニックになりにくいですね。

大塚「『だれかが溺れたら救助隊を呼ぼう』など、事前に仲間内で確認できればいいですね。実際に助けられませんから。もしその発言を聞いて、『お前、空気悪くするなよ』とか言われたら、そんなグループからは離れたほうがいいですね。

そういうグループは、今後も危険なことをする傾向があるからです。危険だと思った子は自然と離れていくはずです。これも危機回避の一つです。なにか事故を起こすと、『あのグループ、危ないことしてたもんな』となることが多いのです。だから、少し注意してダメだったら、離れるしかないと思います。漫画の主人公じゃないですけど、危険な行動で死亡フラグが立っている状況です」

◆危険な場所やシチュエーションは、子どもに具体的に教えていく

――同調圧力は、子どもにとって避けるのが難しい問題ですね。

大塚「子どもの場合、集団でいるときに大きな事故が起こることが多いですね。個人ではそこまで危険なことはしませんが、集団になると悪さをしてしまいます。集団の圧力で、気づいたら結構危ないグループに関わって、危ない遊びをしてしまっているんですね。

かわいそうなのは、子どもも危ないことはなんとなくわかっていることです。おうちの人から危ない場所だという話も聞いています。でも、なにが危ないか、どうしたらいいのかが具体的にわからないから、いざ危機に遭遇しても危険を回避できないんです。

だから、危険な場所やシチュエーションは、子どもに具体的に教えていくことが大事です。その上で、逃げ方を自分で考えられるようにしておく。最低限、ここには近づかない、もしもの時の逃げ場所を確認しておくといいと思います。事前に回避方法を教えておくことも大切です。また、危険なグループや同調圧力を感じたら逃げなさい、という話もできるといいですよね」

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