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「猫を探すの手伝って?」知らない人に言われても、絶対に応じてはいけないワケ。令和の“犯罪の手口”描いた漫画にゾゾッ<漫画>

女子SPA! / 2024年12月28日 8時45分

「猫を探すの手伝って?」知らない人に言われても、絶対に応じてはいけないワケ。令和の“犯罪の手口”描いた漫画にゾゾッ<漫画>

『マンガでわかる! 死亡ピンチからの生還図鑑』©大塚志郎/宝島社

日常に潜む“命にかかわるピンチ”と、そこからの具体的な生還方法を漫画にした『マンガでわかる! 死亡ピンチからの生還図鑑』(大塚志郎著/宝島社刊)。子どもが巻き込まれやすい事故とその対処法が詳細に描かれた内容はSNSでも拡散され、「本当の意味で役に立つ」「いざというときに使えそう」と話題です。

注意喚起だけではなく、どうしたら危険が回避できるのか? まで言及されている本書。子どもの事故の原因は「危ないことを知らないこと」や「経験不足」だけでなく、同調圧力によるものも多いことが分かります。

もともとは作者の大塚志郎さんが「子どもが事故や事件に巻き込まれて亡くなるニュースが増えている中、なんとか対策ができないか」とブログや自費出版で発表していた漫画。それが、1冊の本としてまとめ直され商業出版されたことでも注目を浴びています。

これまで3回にわたり、作者で漫画家の大塚志郎さんに「子どもの事故とその予防」について取材してきました。今回は担当編集の土岐光沙子さんに、出版の経緯や本書の見どころを聞きました。

◆子どもに人気の「ピンチ」から、「生還」まで踏み込んだ

――『マンガでわかる! 死亡ピンチからの生還図鑑』を、書籍にしようと思ったきっかけを教えてください。

土岐さん(以下、土岐)「作者の大塚さんがご自身のSNSで漫画を配信しているのを見て、書籍化のお声がけをさせていただきました。漫画には実用的な知識がたくさん盛り込まれていて、ピンチのシチュエーションが具体的に絞られているため、とても役立つと思ったんです。

最近の児童書では、『ピンチ』や『危険』をテーマにしたものがブームになっていて、『大ピンチ図鑑』もとても有名ですよね。危険なものや状況は、小学生の子どもの興味を引く内容です。『マンガでわかる! 死亡ピンチからの生還図鑑』はさらに一歩進んで、危機からどう生き延びるか、命を守る方法に特化している点が特徴です。

子どもたちが楽しく読みながら、自分の命を守る知識を身につけられる内容になっています。全国の子どもたちにぜひ読んでほしいという思いで、書籍化しました」

◆すべての漢字に「ふりがな」をつけている理由

――書籍化にあたってこだわった点などはありますか?

土岐「漢字が多い漫画ですが、子どもにも読んでほしいという思いから、すべての漢字にふりがなをつけています。小学校低学年のお子さんでも読めるように、印刷所の方にも少し無理をお願いして実現しました。すべての漢字にふりがなをつけるのは大変な作業だったと思います。でも、そのおかげで小学生以上のお子さんであれば、自分で読める内容になっています。

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