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ワークマンとユニクロのあったかルームウェアを徹底比較!価格差2500円が表れたのは

女子SPA! / 2024年12月31日 15時47分

 どちらもゴムの太さは約5cm。ウエスト部分を伸ばしてみると、ワークマンは割としっかり強めのゴムで、ユニクロはワークマンよりも優しい力でも伸びるゴムが入っていました。

 ズボンのウエストの内側部分も比べてみましょう。ウエストゴムの入れ方や紐に大きな違いはないようです。ズボンのつくりやサイズ感もほとんど同じように感じます。次は、肌触りや生地を比較してみましょう。

◆生地をチェック!

 では、それぞれの生地を比べてみましょう。

 ワークマンの生地は、ポリエステル95%・ポリウレタン5%で、ユニクロの生地は、ポリエステル93%・ポリウレタン7%でした。つまり、ワークマンはユニクロよりも、ポリエステルが2%多く、ポリウレタンが2%少ないということです。素材にはあまり違いがないことがわかりました。

 しかし、触った感じはワークマンよりユニクロのほうがボリュームを感じ、生地がふかふかしています。日の光に当てて、生地を透かしてみました。

 後ろ側から光を当ててみると、ワークマンは少し光が漏れて影がうつります。ユニクロは、生地の厚みで光は全く通りませんでした。筆者が触った感覚ですが、ワークマンはユニクロの1.5倍くらいの生地の厚みがあります。

◆暖かさはユニクロに軍配!肌触りはどちらも◎

 素材もデザインもあまり変わらないルームウェアですが、着たときの張り感はワークマンよりもユニクロのほうがあります。ユニクロは、着ている時に既に滑らかさと暖かさを感じました。

 ワークマンも滑らかな肌触りで、着るとほんのりとした暖かさは感じましたが、ユニクロのほうが断然暖かく感じます。

 生地の厚みの差でしょうか。ワークマンはシワがあちこちにみられますが、ユニクロはシワが全く見当たりませんでした。ユニクロは、軽く触ると指の跡が残るくらい生地に厚みがあります。一方のワークマンは、強めに触るとようやく生地に指の跡がつきました。

 後ろからみても、デザインは似ています。どちらを購入すれば良いかは、やはりどの程度の生地でルームウェアが必要かではないでしょうか。価格差が2.5倍あることを考えると、ワークマンを2枚重ねで着るのもありかもしれません。

◆腕まくりをしてもずり落ちてこない!

 最後に、洗い物などの家事で袖をめくるときに落ちてこないかを検証しましょう。

 ルームウェアで腕まくりが落ちてこないかは、とても重要なポイントです。試着した筆者が腕まくりをし、洗い物をしてみました。試着前に袖のゴム部分の太さに不安があったワークマンですが、ユニクロほどの強さはないものの腕まくりが落ちてくることはありません。

 筆者が購入した際には、ワークマンはカラーが限定されて在庫があり、ユニクロはまだたくさん在庫がありました。暖かくて家事もラクできるルームウェア、ぜひお気に入りをみつけてくださいね。

<撮影・文/木村光>

【木村ひかる】
湘南在住の編集者/ライター。4人の子どもを出産後、独学でライターに転身。多数のメディアにコラムを寄稿している。「自分が読みたい記事」を書くのがモットー。
Twitter:@hikaru___kimura、Instagram:@hikaru.writer

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