豪雪地帯での運転を甘くみていた20代女性。助けにきた警察官が驚いたワケ
女子SPA! / 2024年12月31日 8時47分
◆シャベルを車に積んでおくのが常識だったとは
前方からは、いつ車が来るかわからない状況。さっきまでは出ていたウォッシャー液も、噴射口が凍りついて出てくれません。パニックになった彩音さんは、携帯電話で近くの交番を探して電話。助けを求めます。
「事情を話すと警察官は、『シャベル、持ってないの?』と驚いた様子でした。雪の降る地域で育っていない私には、シャベルを車に積んでおくという知識はまったくなかったのです。警察官はすぐに来て、シャベルで救出してくれました」
迷惑をかけたと反省していた彩音さんに、警察官は「雪が降る地域では、ウォッシャー液の噴射口が凍ってしまうこともよくあること。雪の予報が出ているときは、水筒にぬるま湯を入れて車に積んでおくといいよ」と親切に教えてくれたのです。
「あとから調べてみたところ、その地域は、一部が豪雪地帯に指定されていました。その地域へは何度も遊びに行ったことがあったので知ったつもりでいましたが、冬以外の季節だったため、それほど雪が降るとは思ってもいなかったのです」
◆雪道を走るなら、十分な備えを
ガソリンやスマホの充電も驚くほど減りが早く怖かったという彩音さんは、「寒い地域へ行くときは、アルミシートやホッカイロは人数分以上に必携です。あと、雪で視界がふさがれて追突される恐れもあるため、三角表示板などの携帯も必要だと思いました」とアドバイス。
「そしてとくに雪の降らない地方から雪国へ旅行や出張するときには、事前にどういうことに気をつけるべきか下調べをし、こまめに天気予報のチェックや準備物の確認をしてほしいです。そしてできれば、日程を変更することをおすすめします」
彩音さんはそれ以降、どこへ行くときも下調べは欠かさず、準備物も大袈裟だと笑われるぐらい念入りにしていると話してくれました。何かあってから後悔しても遅いので、「準備しすぎ」と笑われるのを覚悟でも備えておくことが大切だといえるでしょう。
<取材・文/夏川夏実>
【夏川夏実】
ワクワクを求めて全国徘徊中。幽霊と宇宙人の存在に怯えながらも、都市伝説には興味津々。さまざまな分野を取材したいと考え、常にネタを探し続けるフリーライター。X:@natukawanatumi5
-
- 1
- 2
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
北陸山沿いなどで日本海側で大雪続く 明日にかけて年末の帰省に影響も
ウェザーニュース / 2024年12月28日 11時20分
-
明日にかけて日本海側は大雪や吹雪に警戒 帰省ラッシュに影響も
ウェザーニュース / 2024年12月28日 7時46分
-
明日28日(土)の天気予報 日本海側は大雪や吹雪が継続 西日本も雨や雪に
ウェザーニュース / 2024年12月27日 17時0分
-
明日27日(金)の天気予報 日本海側は大雪や吹雪 晴れる太平洋側も厳しい寒さ
ウェザーニュース / 2024年12月26日 17時0分
-
雪道で執拗にあおり運転をする「わ」ナンバーの車。5分後に“あおった罰”が下っていた――仰天ニュース傑作選
日刊SPA! / 2024年12月17日 15時45分
ランキング
-
1先日近所に「ドラッグストア」ができたのですが、売り場の半分以上が「食料品コーナー」です。お得な商品も多くて嬉しいのですが、なぜ「薬局」の食料品は安いのでしょうか?
ファイナンシャルフィールド / 2025年1月5日 5時0分
-
2「ベランダで鳩に餌付けをする」50代女性の隣人が見せた、常識破りの迷惑行為「やけに鳩の鳴き声がうるさいと思ったら…」
日刊SPA! / 2025年1月6日 15時53分
-
3スズキを巨大企業にした鈴木修氏「娘婿の意地」 「中小企業のおやじ」が見せた経営への執念
東洋経済オンライン / 2025年1月7日 8時0分
-
41週間の帰省中、自宅の「エアコン」をつけっぱなしだったことが発覚! 12畳のリビングで「電気代」はいくらになる? 消し忘れを防ぐ方法は?
ファイナンシャルフィールド / 2025年1月5日 4時30分
-
5トヨタ「“新”ルーミー」発売! 値上げしても174万円!? “軽自動車並み”に安い「小型ワゴン」改良で何が変わった? ユーザーの反響は?
くるまのニュース / 2025年1月6日 8時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください