紅白初出演のこっちのけんとが大号泣した“兄の出演作”とは「病気を受け入れる一押しになった」
女子SPA! / 2024年12月31日 15時46分
今後アカペラをやるとするなら、新しいグループを作るのではなく、大学時代に4年間一緒にやっていたメンバーをゲストで呼んで共演したいみたいですね。
◆兄・菅田将暉と「お互いに認識していると思う」こと
――1stシングル「Tiny」はお兄さんである菅田将暉さんのことを歌った曲です。これはさまざまなインタビューの場で必ず聞かれていることだと思いますが、同じアーティストとして菅田さんはどういう存在ですか?
こっちのけんと:とても尊敬しています。僕ら兄弟の特性を勝手に分析してみるなら、僕はもともと歌がちょっと得意だったからできているタイプ。兄は得意かというとたぶん不得意。なのに、好きだから極められたというタイプだと思うんです。僕はボイトレに行ったこともなければ、音楽を学んだ経験もない。兄の音楽には絶対に辿り着けない。それをお互いに認識していると思います。
兄は誰にも真似できない努力の先で出せる熱い歌があります。僕は歌うことが得意だからこその内容の濃さと冷たさみたいなものをあわせもっている。アーティストとしての兄をヒントにしつつ、でも真似したらダメだなという感覚があります。
――主演映画『共喰い』(2013年)の青山真治監督が菅田さんに放った音楽的なアドバイスが、菅田さんの俳優人生を変えた言葉として有名ですよね。「お前の芝居はまだ1/4拍子なんだよ。ミュージシャンは1/16まで考えなきゃいけない」と。
こっちのけんと:ありましたね! 僕はその言葉を、細かく裏拍を感じなければならないということだと解釈しています。アカペラでたとえると、アカペラはリズム隊が楽器でもなければ、クリップも耳から鳴っていません。みんなで音を感じなくてはならない中で、表だけで感じると絶対にズレてしまう。だから、もっと細かく感じることを繰り返していました。青山監督から兄へのアドバイスで、そうか演技も同じなんだと思いました。
――青山監督にとっては大学の先輩である黒沢清監督の『Cloud クラウド』に主演した菅田将暉さんは今年の名演のひとつだと思います。個人的には、以前黒沢監督の現場で美術スタッフをやっていた経験があり、まさか青山監督作の代表的な俳優である菅田さんが黒沢組に出演したということが感動的でした。
こっちのけんと:えっ、黒沢組のスタッフをやられていたんですか(笑)。面白いつながりですね。そうですね、兄にとって青山監督は大切な存在でしたから。
この記事に関連するニュース
-
こっちのけんと お正月の恒例行事は “三兄弟でUSJ” と“家族でカラオケ大会”
日テレNEWS NNN / 2025年1月1日 22時35分
-
紅白初出場のこっちのけんとが“会見後”に語った意気込み「背伸びしている自分を…」
女子SPA! / 2024年12月30日 15時47分
-
こっちのけんと、紅白で大物歌手バックに歌唱 兄・菅田将暉の出場時より「すごいことになっちゃうかな(笑)」
マイナビニュース / 2024年12月29日 14時17分
-
こっちのけんと思わず涙…「菅田将暉はプレッシャーやったろ」さんまのねぎらいの言葉に思いあふれる
スポニチアネックス / 2024年12月23日 21時49分
-
こっちのけんと、紅白初出場の反響に喜び「スーパーのおばちゃんが覚えてくれた」
日刊スポーツ / 2024年12月23日 21時28分
ランキング
-
1綾瀬はるか、大河「べらぼう」に出演! 語り部「九郎助稲荷」が花魁姿に変身
iza(イザ!) / 2025年1月5日 12時15分
-
2人気お笑いタレント、芸人仲間からの嫌がらせと孤立を告白「キツかったって涙出そうになる」
日刊スポーツ / 2025年1月5日 14時13分
-
3NHK大河ドラマで江戸の町民が主人公は初めて 「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は賑やかになりそう
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月5日 9時26分
-
4山本舞香 「友達から恋人に」夫・Hiroのプロポーズでまさかの…「人間ってひっくり返るんだ」
スポニチアネックス / 2025年1月5日 14時48分
-
5香取慎吾「案外、ワイワイしてますよ」 意外なプライベート告白に共演者驚き「芸能界ではどうにかして…」
スポニチアネックス / 2025年1月5日 9時42分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください