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SNSでやたら見る“冷凍の宅配弁当”で「口の中がバグった」ワケ。和食と中華で全然ちがう

女子SPA! / 2025年1月4日 15時46分

SNSでやたら見る“冷凍の宅配弁当”で「口の中がバグった」ワケ。和食と中華で全然ちがう

中まで牛肉がパンパン

 冷凍宅配弁当「ナッシュ(nosh)」が好調だ。2018年のサービス開始からの累計販売食数は、昨年で9000万食を突破している。レンジで温めればすぐに食べられ、食器洗いの必要もない。さらには、全メニューが糖質30g・塩分2.5g以下と栄養管理までしっかりできていることから、忙しい人やダイエット中の人から人気を集めている。

 ネット広告でも頻繁に見かけるため、「ナッシュ」に興味を持っているものの「手軽で美味しいなんて、そんなうまい話ある?」「糖質も塩分も控えめってことは、味が薄く、ボリュームもないのでは?」など疑問を抱いている人は少なくないだろう。

 そこで今回は、ナッシュの冷凍宅配弁当を実際に注文。和洋中のメニューと、カレーチェーン「カレーハウスCoCo壱番屋(以下、ココイチ)」とのコラボメニューを加えた計4品を本音レビューしたい。

◆到着する前に「冷凍室の整理」が必要なので注意

 今回は4品をレビューするが、ナッシュのプランでは最低でも「6食」からの注文になる。ここで注意すべきなのが、自宅の冷凍庫の容量問題だ。

 ナッシュの弁当容器は高さが約4.2センチ、縦が約17センチ、横が約18.5センチと決して小さくない。

 そこそこ大きい6品を収納できる冷凍庫のスペースが必要になり、到着時間を計算して冷凍庫内を整理しておかなければいけない。その辺りも鑑みて注文することを勧めたい。

◆ご飯の量は少ないものの、和食の味には違和感なし

 本題に入る。まずは和食として選んだ「鰻の出汁茶漬け~ひつまぶしの3杯目~」。

 他とは異なる「プレミアム」のメニューであり、プラス250円払う必要がある。ただ、ウナギという高級食材を使用しているため多少の課金は仕方ない。

 低カロリーのため仕方がないとはいえ、やはりご飯の量には少なさを感じた。肉厚な鰻が多く乗っており、味については申し分ない。オクラがとろみを作り出しているため、一般的な茶漬けよりもスルスルっと食べ進めることができた。出汁の風味が効いた優しい味になっており、お酒を飲んだ後に食べたくなる。

 副菜の「じゃがいも明太」はじゃがいもと一緒にピーマンも明太子とあえてあり、ピーマンと明太子の組み合わせが意外と悪くないと知ることができた。「大根と桜えびのあえ物」は言ってしまえば切り干し大根。大根の香りが強いためエビの味はあまりわからなかった。「小松菜の高菜そぼろ」は和風出汁と高菜しょうゆ漬けで作られた上品な味付けがされており、「居酒屋のお通しで出てきてほしい」とさえ思った。

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