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「私の実家なのに」離婚して出戻った35歳女性がすごした切ない正月。母の“まさかの一言”で

女子SPA! / 2025年1月6日 8時46分

「智子はホテルに泊まればいいじゃない?」

 一瞬、耳を疑った智子さん。まさか、自分の家に帰ってきているのに追い出されるようなことを言われるとは!

「母の理屈はこうでした。『あなたは独り身で大人なんだから、ホテル泊くらい問題ないでしょう?』と。確かに、妹夫婦は子連れで何かと大変なのは理解できますし、私がホテルに泊まることで妹たちが快適に過ごせるなら、それが家族を思う行動なのかもしれません。でも、どうしてもモヤモヤする気持ちは消えませんでしたね……」

◆円安で海外旅行もできない

 結局、智子さんは正月の間、近くのビジネスホテルに滞在することになりました。夜遅くまで実家でテレビを見たり、お酒を飲んで過ごした後、家族や姪っ子たちが寝るころになると、1人でホテルへ帰るという日々だったといいます。

「今年も妹の家族がやってくるので、またビジネスホテルを予約して1人で泊まるつもりです。正直なところ、いっそのこと1人で海外旅行にでも行って、優雅な時間を過ごしたいくらいです。でも、円安の影響でどこにも行けない状況です。元夫と別居していた頃に、1人でお正月を迎えたことがあったんですが、そのとき『二度とこんな寂しい思いはしたくない』と思いました。それで実家に戻れば家族と一緒に過ごせると思っていたのですが……まさか、こんな展開になるなんて想像もしていませんでした」

 家族が結婚すると、その分家族が増え、賑やかで華やかな正月を迎えることができます。しかし、智子さんのように部屋の数が限られているため、全員が快適に泊まれるわけではない状況に直面する人もいます。

「こんなことなら、いっそさっさと再婚して家を出ていきたい……」

 そう呟く智子さんの表情には、複雑な思いがにじんでいました。

<文/結城>

【結城】
男女観察ライター。鋭い視点で世の男女を観察し、 夫婦問題からイタい火遊びまで、幅広いエピソードを華麗に紡いでいく。Twitter:@yuki55writer

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