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「デートのはずが、タダ働きさせられそうになった」30歳女性が“心底ガッカリした”婚活の悪夢

女子SPA! / 2025年1月4日 15時47分

その姿勢は素晴らしいと思います。ただ、出会えた相手は揃いも揃って変な男性ばかりだったのです。中でも、特にインパクトの大きかった3人の男性について話を聞きました。

◆新型コロナ流行中にバイキングって……

1人目は同じ大学出身の7歳年上のA氏。共通の話題もありチャットは盛り上がりました。彼から「おすすめの展示があるから、ランチを食べた後に美術館へ行かない?」と提案があります。当日彼が連れて行ってくれたお店は、ランチとしては高額な、一人約6000円の食べ放題バイキングでした。

当時は新型コロナの流行中だったため、美咲さんはバイキングに抵抗がありました。でも相手がお店を予約してくれていたので、渋々そのプランを承諾します。

◆自分で決めたランチの店で「高い」と文句を言い出す男

初デートのランチが6000円は相場と比べても高額です。バイキングなので会話がたくさんできるわけでもありません。A氏は自分が決めたお店なのに、会計時に「高い」と言いだしました。そこで美咲さんは気を使って、先に自分の分を支払い割り勘に持っていったのです。

すると、お釣りの100円を「あげる」と言って渡してきたA氏。その態度にモヤモヤさせられます。

バイキングのお店を出た後も「お金がないから美術館じゃなくて散歩にしない?」と8月の炎天下で言い出したそうです。

◆デートのつもりで行ったのに、“タダ働き”を求められる

2人目のB氏は土日勤務でシフト制の休み。そのため美咲さんと休みが合わず、デートの日程調整には少してこずったそうです。

やっと約束できた初デートで、彼がお店に入ってから「キャッシュレス派だから現金を持っていない」と言い出し、美咲さんは不安になります。奢らされることこそありませんでしたが、彼はそれ以上に非常識な行動に。

マッチングアプリで知り合い、その日は当然、デートのつもりで会っています。それなのにB氏はその場でデザイナーである美咲さんへ、副業でやっているチラシのデザイン添削を無償で求めてきたのです。プロに無料でアドバイスを依頼するのは失礼を通り越して搾取だと思います。しかも、断りにくい“初デート”という場で。

◆複数のアプリで「いいね」をくれた男性に会ってみた結果

3人目のC氏は、美咲さんが色々なマッチングアプリに新規登録するたびに「いいね」をしてくる43歳男性でした。

「今になって考えたら、Cさんは新規登録した若い女性に片っ端から『いいね』をしているだけだったって分かるんです。でもあの時は、自分から選んだ男性に近づいては失敗してしまって自信をなくしていたので、こんなに熱心に好意を寄せてくれるなら、会ってみようと思ってしまったんです」

案の定“手当たり次第”だったようで、その証拠にC氏はデート中に美咲さんに質問の一つもしてくることなく、一方的に仕事の自慢話をしてくるだけでした。

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婚活において若さは重要ですが、若いからうまくいくわけではありません。マッチングアプリでの出会いは手軽である一方、そのハードルの低さゆえの問題点や注意点も多くあります。それぞれの婚活サービスの特徴と正しい攻略法を知らないと、何歳でも苦戦してしまうのです。

※個人が特定されないよう一部脚色してあります。

<取材・文/菊乃>

【菊乃】
恋愛・婚活コンサルタント、コラムニスト。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活を綴ったブログが「分かりやすい」と人気になり独立。ご相談にくる方の約4割は一度も交際経験がない女性。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。Twitter:@koakumamt

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