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50歳を迎えた異色のピン芸人「漫画家を目指すも挫折」「双子の娘のためにオムライス」知られざる素顔を明かす

女子SPA! / 2025年1月12日 8時46分

その後、彼女から「そろそろ結婚を考えたいんだよね」と言われたときは、「じゃあ、しよう」と返事して。ただ、結婚しても絶対にお笑いを捨てる気はなかったから、「芸人は続けるからね」と意志確認はしましたけど。

――お笑いに対して、理解のある奥様なんですね。

ザコシショウ:いや、お笑いへの理解は全くないです(笑)。いまだに「そのネタ、やめな」とか「そのネタ、気持ち悪い」とか言われますし。にもかかわらず、僕が出ているテレビはもちろん、YouTubeやラジオも結構チェックしているんです。だから、意外と見なくていい部分を見ていたりします。「この前、番組で好きなグラビアアイドルの名前言ってたけど、あの人が好きなんだね」とか言われて。ドキドキします(笑)。

◆オムライスを美味しく仕上げるコツ

――ザコシさんには娘さんもいらっしゃるんですよね。日ごろはどんなお父さんですか?

ザコシショウ:普通ですよ。全然、普通。最近は、よく子どもたちにご飯を作っています。子どもが好きなのはオムライス。でも、オムライスって、作るのが楽そうに見えて難しい料理ですよね。料理に対してはかなり凝り性なんですけど、徹底しているのが「きちんと調味料は計る」ということ。自分で目分量で測って作っても全然おいしくない。レシピ通りにやった方がうまいので、このルールだけは守っています。

――自宅ではお子さんと遊ぶことも?

ザコシショウ:土日や祝日はしょっちゅう「休みなんだから遊んでよ!」と言われています。YouTubeの動画編集は基本自宅作業なんですが、子どもたちが寝静まってからしかできないです。

◆娘たちには「福山雅治のモノマネ」をせがまれる毎日

――お父さんが、お笑い芸人という特殊な職業に就いていることを、お子さんもご存じなんですか?

ザコシショウ:知ってますね。うちは地下室があって、そこを編集室やスタジオにしています。そこへ子どもたちを連れて行くと、「じゃあ、私たちが司会をやるから、パパは福山雅治のネタをやって!」と言われる。しかも、子どもは同じことを20回、30回もさせるから、1日に何十回も同じネタをやるので、結構しんどいです……。

あと、子どもたちはテレビもよく観いてます。『逃走中』が好きなんですけど、以前僕が出演したとき、開始10分ほどで捕まってしまって。そしたら、放送後、「なんであんなにすぐ捕まったの!」って怒られました。あと、別の番組で、ネタで過激な発言していたら、「お笑いだから許されるけど、普通にあんなこと言ったらだめだよね」とダメ出しされたりしています(笑)。

【ハリウッドザコシショウ】

1974年2月13日生まれ、静岡県清水市(現・静岡市清水区)出身。「R-1ぐらんぷり2016」優勝。2021~2024年にかけて、同大会審査員を4年連続で務める。SBS(静岡放送)『冠ザコシの冠冠大冠』、MBSラジオ『アッパレやってまーす!』などに出演。ハリウッドザコシショウX (@zakoshisyoh)、公式Youtubeチャンネル「ザコシの動画でポン!」

<取材・文/藤村はるな 撮影/尾藤能暢>

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