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粗大ゴミを持ち去る近所の主婦にモヤッ、スカッと成敗した方法って/びっくり体験人気記事BEST

女子SPA! / 2025年1月16日 15時46分

◆仕掛けた罠にハマったA子さん

「なんていうんですかね…ゴミといっても、こっちは一応いろんな思い出を感じながら、一つ一つにさよならを言って手放しているんです。それをいとも簡単に持って行かれて、この気持ちわかります? なんとなく複雑な思いがするんですよ…」

 気が済まない純子さんは、粗大ゴミ泥棒を阻止しようとある罠を仕掛けたのでした。その方法は、夫が例のバンコク旅行の際に騙されて買ってきた超ハイブランドの偽物のハンドバッグを、透明のビニール袋に入れゴミ置き場に置くというもの。

「Aさんはゴミ置き場を双眼鏡で見てるんですかね? ものの数十分後にはそのバッグは跡形もなく消えていました。びっくりしたのは、その日の夕方に近所のスーパーに行ったら、少しよそ行きの格好をしたAさんが早速そのバッグを手にして歩いていたんですよ! もうびっくりして声も出ませんでした」

 純子さんは興奮気味にそう語ってくれました。

◆とどめの一発を浴びせる

 それから数日経ったある日、いつものように向かいのマンションの入り口で立ち話をするAさんを目にした純子さん。Aさんの手には例のハンドバッグがしっかり握られていたので、チャンス到来とばかりに駆け寄って行った純子さん。

「わーAさん! お持ちのバッグとってもいいですね! それって日本では手に入らない代物ですよね。どちらで?」

 純子さんは少し意地悪そうな口調でそう言うと、Aさんは目を泳がせて言葉を濁し「えっと、昔海外で…」と答えかと思うと足早にその場を去って行ったそう。

◆去って行った粗大ゴミ泥棒

「Aさんが私の罠にハマって以来、ゴミが持って行かれることはなくなりました。というか、最近Aさんを見なくなったんです」

 風の噂によると、あの一件のあとしばらしてからAさんの姿は誰も見なくなったそうです。どうやらどこかよその地に引っ越していったとのこと。その後、純子さんは順調に家の整理も進み、引っ越しも目前です。

「私のような考えの人もいるかもしれませんし、ゴミといっても最初は気に入って手に入れた物なのだから、変な考えかもしれませんがゴミ収集車が持って行ってしまうまでは勝手に持ち去らないで欲しいんですよね」

<文/浅川玲奈>

【浅川玲奈】
平安京で生まれ江戸で育ったアラサー文学少女、と自分で言ってしまう婚活マニア。最近の日課は近所の雑貨店で買ってきたサボテンの観察。シアワセになりたいがクチぐせ。

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