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ほうれい線もクマも消えちゃった!今っぽい“薄づきベースメイク”を一流ヘアメイクに習った

女子SPA! / 2025年1月21日 15時45分

山下:ファンデーションは全体に同じ量を塗ってはいけません。

 直接ファンデをのせるのは、ほほとおでこ。手の甲にファンデーションを出してから、ほほには指2本でしっかりのせ、おでこには指1本で軽くのせます。水で濡らしてギュッと絞ったしずく型のスポンジで、ポンポンと広げていきます。

山下:フェイスライン・鼻・目周り・口周りは、直接ファンデーションをのせずに、スポンジについたものを塗るだけでいいです。足りなかったら、指に余ったファンデーションを足すくらい。ほほは赤みも出やすいところなので、2回目のファンデーションをのせます。

 塗る場所と量を意識して塗るだけで仕上がりや化粧持ちが変わります。ヘルシーなつやが出るADDICTION(アディクション)のファンデを使いました。

――ほほが上がって、顔が立体的に見える! 手で塗るよりスポンジがいいですか?

山下:手やブラシで塗る方法もあるけど、スポンジの方が自然に仕上がります。水で濡らして絞ったスポンジを使うとピタッと肌にフィットする感じ。

 薄づきだからヘルシーに見えますよね。元から肌が綺麗な人みたいな見え方が、30代40代の人にはいいかなと思います。

――DECORTÉやADDICTIONを使ったけれど、プチプラよりデパコス(デパートで販売されているコスメ)がいいですか?

山下:マスカラやアイブロウはドラコス(ドラッグストアで販売されているコスメ)でもいいと思うけど、大人はベースやファンデーションはケチらずにお金をかけるのがいいと思います。

 年齢的に、肌はある程度つやっぽくないと、 シワっぽく、老けて見えちゃいます。パンとしてつやっとしていると若見えにつながります。

 目指すのは、表面がテカテカしているというより、内側から光っているようなツヤのある肌です。そういう上品なつや感はやはりデパコスのほうが得意だし、化粧持ちもいい。ファンデーションの色などはコスメカウンターで相談するのが早いと思います。

――なるほど。仕上がりの質感が違うんですね。

◆4)クマ消しには、オレンジ系のコンシーラーを

●使ったコスメ:&be(アンドビー)「ファンシーラー」

山下:次はクマを消していきます。クマは青っぽいので補色になるオレンジ系のコンシーラーがおすすめ。コンシーラーをブラシに取ったら、クマの線の上に3点のせ、指の腹を使ってトントンと軽いタッチでなじませます。

 小鼻の周りの赤みはベージュ系のコンシーラーを使います。同じように、ブラシで小鼻の際にのせて、指でなじませます。

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