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NHK大河『べらぼう』ナレーション役の超人気女優が「適任すぎる」ワケ。過去の大河との“違い”にもニヤリ

女子SPA! / 2025年1月19日 8時46分

◆綾瀬のターニングポイントには森下氏の作品が

綾瀬が“ヒロイン”としての魅力を確実にしていった2000年代、そして俳優として大きく役の幅を広げていった2010年代、2020年代。綾瀬のターニングポイントには森下氏の作品がありました。なかでも、筆者が「綾瀬×森下タッグならでは!」と印象深いのは『白夜行』と『義母と娘のブルース』。

『白夜行』では幼なじみのために実の親を殺してしまう美しき殺人者を演じ、強く逞しい新たなヒロイン像で魅了しました。『義母と娘のブルース』ではスーパービジネスウーマンの不器用さと愛らしさが爆発。いずれも、綾瀬の新たな魅力を引き出したといえます。

◆親しみやすい“語り”が作品にぴったり

今回、綾瀬はるかの語り起用を希望したのは森下氏だそう。耳にすっと入って聞きやすく親しみのある綾瀬の声が、作品にぴったりという理由だと語っていました(2024年12月16日マイナビニュース)。

登場人物が多く、常識やしきたりも現代と大きく異なる時代背景で、重要となる“語り”。信頼のおける綾瀬に依頼するのは、当然だったのかもしれません。

◆第2回の“語り”で驚いたこと

第1回ではサプライズ登場だったので、綾瀬の印象は強く残りました。しかし第2回では姿を表すことなくナレーションのみで語りをまっとう。おっとりした綾瀬らしい語り口は耳に心地良く、視聴者を自然かつ確実に、物語の世界へと誘導していました。

また語りに注目して観ていると、第2回では綾瀬の「で・す・が」の3文字だけで場面転換したシーンがありました。あまりに自然すぎて驚き(初見では気づかないほど)! でも、その3文字があるとないとでは大違いです。綾瀬の華やかながら落ち着きのある語りが、物語にいいテンポをもたらしています。

◆次はどんな姿で江戸の町に登場するのか?

ドラマが始まってわずか2週目で、綾瀬の語りが本作『べらぼう』に欠かせないことをしっかりと印象づけたのはさすがです。

公式サイトには、綾瀬は「花魁(おいらん)はじめ、さまざまな姿で江戸の町に登場」と書かれているので、今後もまた綾瀬が登場しそう! どんな扮装で登場するのかも、また注目を集めることでしょう。

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綾瀬の語りはもちろん、横浜流星、小芝風花らのイキイキとした演技も話題になっている『べらぼう』。今後、江戸を生きる人たちの生き様がどう展開していくのか、ますます楽しみです。

<文/鈴木まこと>

【鈴木まこと】
雑誌編集プロダクション、広告制作会社勤務を経て、編集者/ライター/広告ディレクターとして活動。日本のドラマ・映画をこよなく愛し、年間ドラマ50本、映画30本以上を鑑賞。Twitter:@makoto12130201

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