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セーター・ニット類の「捨てどき」っていつ?見分け方はたった1つ:1月に読みたい記事

女子SPA! / 2025年1月18日 15時45分

セーター・ニット類の「捨てどき」っていつ?見分け方はたった1つ:1月に読みたい記事

写真はイメージです(以下同)

 こんにちは、ファッションスタイリスト&ライターの角佑宇子(すみゆうこ)です。洋服っていざ捨てようと思うと突然に愛着が湧くものですよね。でも、どんなに愛情があってもアイテムを買い替えるべきタイミングを見誤ってはいけません。

 とくに、見た目にも着古した印象を与えやすいセーター・ニットは適度に買い替えが必要です。そこで今回は、セーター・ニット類の買い替えの見分け方をご紹介いたします。(初公開日は2020年1月14日 記事は取材時の状況)

◆低価格なニットは1~2年が目安

 2000~3000円程度のニットでかつ、編み目が荒いローゲージニットは劣化するのが少々早い傾向にあります。もちろん低価格でも質の良いブランドもあるので一概には言えませんが目安として1年、2年持てば良いほうといったところが私の印象です。

 ただし誤解をしないで欲しいのですが、価格が安いからといって必ず1年ほどでダメになるというワケではありません。

 プチプラ服でよく取り扱われるポリエステルやアクリルといった化学繊維素材のニットは毛玉がすぐに出来やすい素材なので劣化が激しく見られがち。こうした素材で作られたニットは1年も使えば毛玉ができてしまう傾向にあるので買い替えのタイミングの参考にしてください。

 反対に低価格でも、綿や毛、ウール素材を多く使用したニットがあれば、上記素材よりも持ちが良いので毛玉ができるタイミングで買い換えると良いかもしれません。

◆毛玉をとっても毛羽立つなら買い替え

 セーター・ニットの買い替えの大まかな目安は「毛玉ができるかどうか」です。ただ毛玉ができたとしてもその都度、毛玉取り器でメンテナンスをすれば良いだけのことですよね。

 しかし、毛玉は取れても「毛羽立ち」が取れない場合も多々あります。毛羽立ちは静電気や繊維の摩擦で生まれ、その毛羽立ちがさらに丸まって毛玉になります。毛玉をとってブラシで繊維を整えて元通りになるならまだ活用できます。

 しかし「毛玉は取れても毛羽立ちが残ったままの場合」は、見た目にも着古した印象が拭えない上にすぐにまた毛玉もできるので買い替えることをおすすめします。

 どうしてもお気に入りで捨てたくないという場合は、大変めんどうではありますがハサミで1つひとつ毛羽立ちを処理するとキレイになるのでそのようにお手入れしてみてください。ですが、お手入れがめんどうであるほどにお洋服は着なくなってしまうのでそこまでするほど取っておきたい服かどうかも合わせて判断しましょう。

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