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夫の実家の家業でタダ働き…生理用品も買えない日々にキレた妻の決断/義実家・家族人気記事BEST

女子SPA! / 2025年1月19日 8時47分

夫の実家の家業でタダ働き…生理用品も買えない日々にキレた妻の決断/義実家・家族人気記事BEST

 女子SPA!で大きな反響を呼んだ記事を、ジャンルごとに紹介します。こちらは、「義実家・家族」ジャンルの人気記事です。(初公開日は2020年1月18日 記事は取材時の状況)

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 DV(ドメスティック・バイオレンス)について世の中の理解は広まってきていますが、DVの中に「経済DV」というものがあることは、まだそれほど知られていないのではないでしょうか?

 例えば、生活費としてごくわずかのお金しか渡さず、相手を金銭的に身動きがとれない状況に陥れる行動などがあげられます。

 夫本人だけではなく、夫の家ぐるみで金銭的に拘束された妻のケースをご紹介します。

 現在は東京で営業職に就き、バリバリ働いている晴美さん(仮名・37歳)。スーツがよく似合うキリッとした女性ですが、実はバツイチで、離婚と同時に九州から上京してきたそうです。

「私は実家が福岡で比較的都会っ子だったんですけど、別れた夫はもう少し田舎の方の出身でした。大学で知り合ってそのまま結婚したんですが、入籍前に『実家に帰って家業を継ぐ』って言われた時にちょっと考え直せば良かったと今は後悔しています……」

◆夫の実家の家業にかり出され、タダ働きで生理用品も買えず

 夫からの提案に、特に異論もなく賛成してしまった晴美さん。ですが、晴美さんの両親は「大丈夫か?」と都会育ちの娘が田舎の家族経営会社に嫁ぐことに心配そうだったと言います。それでも夫が「晴美さんには苦労させませんから」と懸命に頭を下げ、なんとか送り出してもらえたのでした。

「夫の実家は運送業で、たくさんのドライバーさんを抱えた会社でした。私はそこで内勤の事務のパートとして働くことになり、主婦業と両立させながら、しばらくの間は平穏に過ごしていました」

 ところが、晴美さんが嫁いで間もなく……というよりも、もともとかなり業績が悪化していたという義実家の会社。事務パートだったはずの晴美さんもドライバーとして駆り出され、朝から晩まで休む間もなく働きどおしに。

 さらに次期社長の妻としてドライバーを取りまとめるリーダー的なポジションにすえられ、彼らに対する指導や評価などの業務まで覆(おお)いかぶさってきたのです。

「給料? ありませんでした。嫁だからタダで使っていいという方針だったんじゃないですかね。お陰で生理用品すらまともに買えませんでしたよ……。

 本当に日々酷使されるばかりの生活で、夫とも生活時間が合わずにすれ違うばっかり。お金も無いのでかろうじて週1回あった休みの日はひたすら寝てました。」

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